2011年7月13日水曜日

An Exhibition Whose Curator Is 17 ~NYT~

なんでも今年はキュレーター元年になりそうな悪寒。まとめサイトがこれだけ流行るのは日本くらいでしょうねぇ。自分で考えずに、そこらへんに転がっている文章を、適当に集めるだけ。100本くらいの記事を集めて、その中から5本を選ぶとかだったら素晴らしい仕事なんですが……。

An Exhibition Whose Curator Is 17
By : John Strausbaugh
Published : The New York Times July 6, 2011

【簡単なまとめ】
17歳の少女がキュレーターを勤めた展示。作品数300の中から目利きし、100作品を選択。基準は、作品が持つエネルギー、社会的プレゼンスなどなど。うーむ、これは脅威ですねぇ。社会的プレゼンスまでも考慮して選別しているんですから…。「地球保護を~」「環境改善を~」などを口で言うのは簡単ですが、それを「作品」に落とし込むのはなんとも難しい……。いや、あからさまな表現は問題外でっせ。作品自体は、暗にほのめかすにとどまり、キュレーターのことばで、そのプレゼンスを具ぐっと引き上げる。これがなかなか説得力があるんです。単に口だけで言うよりもね。


日本で同じことをしてみたいと感じた次第です。結構面白い人材が発掘できそうじゃありませんか♪

あ、150文字じゃないや、まぁいっか。

2011年7月12日火曜日

US warns airlines: Terrorists interested in surgically implanting ... ~WP~

身体の中に爆弾を埋め込む……。テロリストの試行錯誤は相当なもの。僕たちが思いつかないような方法で、テロの作戦を練る。その戦略の立て方を、別の方法で活かしていただければいいのですが……。この世はなかなかに複雑になっちゃいました。が、そろそろ人類単位のシオニズムに向かうべきかもしれません。

US warns airlines: Terrorists interested in surgically implanting ...
by : Associated Press
Published : Washington Post 7 July, 2011


【だいたい150文字要約】
政府は人体に爆弾を埋め込んだテロに警戒するよう航空会社に警告。2001年の事件以降、航空会社が設ける規制・身体検査は厳格さを増し、テロリストも爆弾の製造に試行錯誤している模様。人体に爆弾を潜ませたテロが起こっていることを鑑み、航空会社では現状の身体検査よりも詳細な検査を実施していくつもりだとのこと。

2011年7月11日月曜日

As Plastic Reigns, the Treasury Slows Its Printing Presses ~NYT~

クレジットカードの便利さは一度使えば実感。同じように、Suica等電子マネーも一度使うとその便利さを実感できます。ただ、お財布からお金を出すことすらもめんどくさくなっちゃう自分に、時々嫌気がさしたりするんですけどね。さて、どこまで技術は進歩することやら。

As Plastic Reigns, the Treasury Slows Its Printing Presses
by : Binysmin Appelbaum
Published : The New York Times 6 July, 2011

【だいたい150文字要約】
様々なカードが広く世に出回り、現金で支払いをする人は減少傾向にある。 これを裏付けるように、2011年、米国財務省は10ドル紙幣を印刷していない。しかし、カードは便利だが、何を購入したか身元が割れてしまう点には依然壁がある模様。現在のビジネスは形としての紙幣をもはや必要としないが、不測の事態を考慮すると、キャッシュを持つにこしたことはないだろう。

2011年7月10日日曜日

Obama calls lawmakers to White House in effort to break debt stalement ~WP~

迫るデフォルトリスク。でも、法律を変えちゃえば、そんなもん問題無し。っと言い過ぎました(笑)。債務超過大国としても、米国の存在意義は計り知れません。デフォルトでもしようものなら、日本の財政に与える損害は甚大です。政治献金問題でさわぐ10億円程度の話ではなく、何百兆円規模の話。政権の交代とかどうでも良いんで、こっちの対策を立ててほしいものですね。

Obama calls lawmakers to White House in effort to break debt stalement
by : Felici Sonmez and Lori Montgomery
Published : Washington Post 6 July, 2011

【だいたい150文字要約】
米国は迫るデフォルト問題に対し、短期的な特別措置を設けて対処する模様。しかし、今回の措置は問題の先延ばしにすぎず、依然米国経済の先行きに不安は拭えない。
政府は今後の状況次第でメディケア等保険機関の予算カットや、公共投資の見直し等に着手していくだろう。また、もはやデフォルト対策に打つ手無しと述べる議員もいる。

2011年7月9日土曜日

Number of Female Cyclists Lags in New York, With Safety as a Concern ~NYT~

女性は健康志向の人が多いですよね。ヨガとかピラティスとかに熱心に取り組むのも、だいたいが女性ばかり。サイクリングも健康と結びつけると、一気に女性の参加者が増えそうです。もっとも、そこには大きなハードルがあるようですけれども。

Number of Female Cyclists Lags in New York, With Safety as a Concern
by : Christine Haughney
Published : The New York Times  3 July, 2011

【だいたい150文字要約】
あるブティックのスタッフは、女性は健康に関心のある人が多く、自転車は危ないという考え方がなくなれば、男性よりも自転車に乗る人が増えると述べる。女性と男性のサイクリストの割合も、交通量の少ない地域では男性の割合が大きく、女性が危険なことを避ける傾向があることを示している。この状況を鑑み、自転車専用のロードをつくり、女性のサイクリストを増やそうと考える市も。

※自転車に乗る女性は日本でも増えているようです。ブログを観ていても女性のサイクリストさんが結構な数います。ただ、都心だとそうもいかない。記事にもありましたが、交通量が多いと自転車運転は危険きわまりない。車道を走ろうにも、車から「プップー」とされるのが常です。都市のデザインを根本から変えていかない限り、都心のサイクリスト増加を実現するのは難しいのではないでしょうか。



2011年7月8日金曜日

Beyond the Breathalyzer: Seeking Telltale Signs of Disease ~NYT~

吐き出す息の成分からがんや心臓病の症状を判別する技術を開発中とのこと。これはかなり画期的なことです。従来はレントゲンやCTスキャンを撮る必要がありましたが、それが必要なくなるかもしれません(もちろん、正確な部位を特定するには必要となるでしょうけれど)。そうなると、X線被曝も減少していきますよね。うーん、期待大。

Beyond the Breathalyzer: Seeking Telltale Signs of Disease 
by : Annne Eisenberg
Published : The New York Times 2 July, 2011



【だいたい150文字要約】呼吸の成分からがんや心臓病を判別できる装置の開発が進んでおり、装置は一兆分の一の濃度で、息の成分を調べることができるとのこと。濃度こそ小さいが、症状のある患者がもつ特定成分の濃度は相対的に高く、症状の検出ができる模様。なお、肺がん検出の精度を調べているクリニックによると、症状がある患者に対する装置の精度は80%に達し、犬の実験では99%もの精度を達成していると述べている。




※呼吸を整えると、精神安定はもちろん、身体の健康状態も良くなります。自身、喘息持ちだった経験からもこれは間違いないかなと。今回の記事では、呼吸の成分に注目し、その成分からどんな症状を持っているのかを判別するようで、とても簡易に測定できる点、素晴らしいですね。
症状のどの段階まで判別できるのかはわかりませんけれども。

2011年7月6日水曜日

Behind Veneer, Doubt on Future of Natural Gas ~NYT~

代替エネルギーとして何を考えますか?最も多い意見は太陽光発電でしょうか?確かに燃料原は無尽蔵ですので、最高の代替エネルギーです。けれども、このソーラーパネルの生産には、かなりエネルギーを必要とするわけでありまして……。とりあえずは、天然ガスに落ちつくのが有力ですね。

Behind Veneer, Doubt on Future of Natural Gas
by : Ian Arbina
Published : The New York Times, 27 June, 2011

【だいたい150文字要約】
石油の代替燃料として期待がかかる天然ガスだが、天然ガス採掘の多くは失敗に終わるだろうとの見解も。背景には、天然ガスの掘り当ての難しさ、新しい化石燃料ゆえのインフラ面の不整備等が挙げられている。また、提出される情報がその道の専門家によるものであろうと、結局は採掘現場の手腕・運の寄与が大きいため、可/不可の明確な境界線をくことは難しい。

※代替エネルギーとして天然ガスは昔から脚光を浴びています。ただ本文にあるようにプラスティックの代替にはなりませぬ。プラスティックについては、ソニーさんとかが玉蜀黍から作ったりしていますから、まぁ問題ないのかな。いずれにせよ、エネルギー問題は世界レベルの火急問題。新興国が活性化するほどに、その必要性はどんどん高くなっていきます。

2011年7月5日火曜日

Greek Austerity Plan’s Passage Now Seems Less Certain ~NYT~

ギリシャのデフォルト危機はどうなったのか?
ちょっと最近話題に上っていなかったので、忘れがちでしたが、デフォルト問題は経済面で大きな波を引き起こしかねませんので、注意注意。諸外国の助けを借りてなんとか乗り切る方針のようですが、途中何があるやもわかりませんので、気は抜けませんね。

By RACHEL DONADIO
Published: The New York Times June 27, 2011

【だいたい150文字要約】
ギリシャ議会は、国債の発行数を増やす方向性で同意。デフォルトを避けるために賃金カットや増税、政府組織の民営化を進めていくとのこと。施策は段階的に進められ、今回、第一案が議会を通過させることが出来た模様。また、議会に対し市場は好感を抱いたが、依然として、EU同盟国のデフォルトリスクは消え去らない。専門家は、ギリシャの政官に国際的な同意が得られない限り、問題を解決するのは困難だろうと述べている。

※一先ずは危機を乗り切ることができたと考えるか、それともまだまだ危なっかしいと考えるか。僕は、ちょっと危なっかしいと考えておくくらいがちょうどいいと思っている人間です。緊張感が足りないと、政策も変な方向に進むばかりです。うむ、こまったこまった……あ、今の日本の現状を批判しているわけではありませぬよ。

2011年7月4日月曜日

It’s Still the Economy, Stupid ~NW~

元大統領のことばは、どこか自身に満ちあふれていますね。オバマ大統領の政策と同じような政策を進めていくべきだとお考えのようですね(細部は異なりますけれど)。それにしても、現役長官(?)の奥様以上に輝きを放っているように感じるのは、ぼくだけでしょうか?

by: Bill Clinton
Published: The Newsweek 19, June, 2011

【だいたい150文字要約】
クリントン大統領がアメリカ政府の政策・経済・雇用現状について言明。オバマ大統領のグリーン政策を賞賛しつつも、政府の施策実行の遅さを指摘。また、学校やカレッジを多数創立することで、建設業・や講師職、施設管理員等の雇用を生みだし、経済成長に結びつけることが出来るとも述べている。過去10年間、雇用を生み出しにくい金融セクターに、経済成長の大部分を頼ってきが、今後は、より雇用数を生み出しやすいセクターを成長させていく必要があろうとも。
(また、米国債を巨額に保有する日本と中国を【バンカー】と名付けている点は興味深い。
アメリカのデフォルトに直面したとき、日本はどうなるか?同時デフォルトとなると興味深いが、金融資産の多くが日本円の貯金で積み立てられていることを考えると、さほどの余波は受けないとも。もっとも、日本製品の販売減を他後進国の売上高がうわまれば問題は無い。が、推測はあくまでも推測。実際にことが起きるとどうなるかはわからない。)

クリントンさんは色々な意味で強烈な大統領でした。政策はどれも一級品ばかりで、アメリカ経済の立て直しはクリントン政権の貢献によるところがかなりあったように思います。ただ、その後の政権がいささか資本第一主義に走りすぎて、偉いことになってはしまいましたが。ここに挙げられている内容も、どれも面白いものばかり。ただ、ちょっとどうかなと思うものもいくつかありますけれど。原文にも是非目を通してくださいませ。

2011年7月3日日曜日

Welfare for Dictators ~NW~

アラブの富豪さんたちは、アメリカと密接な関係にあるようですね。アメリカ側も、給油地を確保する必然性は重々理解しているので、密接な関係は崩したくないところもあるでしょう……僕の推測ですけれど。

Welfare for Dictators
by: Aram Roston
Published: Newsweek 26 June, 2011

【だいたい150文字要約】
世界有数の産油国として有名なアブダビの政治・経済は、ある一家系により牛耳られている現状がある。アブダビ側は一家のみが原油の売買を許されているというが、その旨が記載された法律・書面は存在しない模様。また、アブダビ以外の国も、米国との原油売買はほぼ独占状態にあり、相当な資本を手にしていると述べられている。

※独禁法もくそもない。それでも、国民が幸せな生活をおくれているならば、それもまたよし。独禁自体には、悪はありません。問題は、それを利用して「巨額の益」を設けようとする行為。まぁ、独禁状態になれば自然と欲は出てくるものなのでしょうけれど。

2011年7月2日土曜日

Many Variables in a New York ~NYT~

7月一発目はこちらです。数学のミュージアムですかー、日本では聞いたことも無いですね。記事にあるように、数学のおもしろさをつたえるためにも、日本にも造っていいのでは。何も、絵画や現代アートばかりを展示する必要はありません。

Many Variables in a New York 
By Kenneth Chang
Published: The New York TimesJune 27, 2011

【だいたい150文字要約】
数学を題材にした美術館が来年マンハッタンに開館する。創立者は数学へのぞうしが深く、恐竜や宇宙等を取り上げる科学館は多い中、純粋に数学のみを用いた表現にこだわるとのこと。数学の研究の断片を上手く紹介することで、来館者は、学校の数学の授業では味わえない、深く考えることの楽しさを感じ取れるだろうとも述べている。


※数学の楽しさをつつたえることは 結構重要。といよりも、その楽しさを伝えられる人が圧倒的に少ないのも問題なんでょうけれども。問題を解くスタイルから、問題を考えるスタイルへ変えていくといいんですけどねぇ。かつての数学マニアの見解でした。

充電完了!

長らく重電期間に入っておりました。
ごめんなさいませ。
iPhoneのアプリを作ったり、電子書籍を作ったりと、技術を磨いてまいりましたよ♪
iPhoneはこちらをどうぞご覧くださいませ。
http://itunes.apple.com/tw/app/j-t-c-dic/id442418511?mt=8
えーっと、完全英語表記のみですので、ご注意くださいませ。

プログラミングを学び始めて2ヶ月で作成する目標を一先ずは達成♪
つぎは、高度なテクニックをもりこんでいきますよ~。
書籍をからめた面白いアプリを只今開発中です。
いやはや、5万文字のテクストを記すのは大学以来でした。
あとは動作を盛り込んで完成です♪
ちょっと変わった書籍にしようと目論んでいますので、公開までしばしお待ちくださいませ。

っと、本題の150文字要約は明日から。
のんびりとスタートしていきます♪
また、7月末には150文字要約を進化させたサイトもOPEN予定です♪
なにとぞ、よろしくお願いいたします。
ではでは。

2011年4月30日土曜日

Apple and Google Use Phone Data to Map the World ~NYT~

情報の価値基準は即効性から次のフェーズへ移行しつつあります。で、その先陣を走るのがこの二つの企業。市場としても非常に興味深く、また大きな可能性を秘めているのは間違いないですが、個人情報の取り扱いを考えると二の足を踏むのは当然のことでしょう。



Apple and Google Use Phone Data to Map the World
by Miguel Helft
Published : The New York Times 26 April, 2011
単語数 : 1037words

【150文字要約】
携帯電話の位置情報と広告の未来について。アップルとグーグルは携帯電話のデータを用いた広告配信の最適化を図っているが、個人情報の暴露に繋がるため導入には踏み切れていない。安全上、デバイスに情報を残さない方が良いがアップルはその方針に乗っ取っていない様子。なお携帯広告市場は一層の伸びが期待されている。
(149文字)

2011年4月29日金曜日

Better Hand-Washing Through Technology ~NYT~

手は清潔にするにこしたことは無い。間違いないのですが、多忙だとどうしてもその手間を惜しんでしまうこともあるようで。いかんせん、それが医療機関のことですと、一層気をつかって取り組むべきことでしょう。

Better Hand-Washing Through Technology
by Tina RosenBerg
Published : The New York Times 25 April, 2011
単語数 : 1754words

【150文字要約】
手の洗浄と疾患について。医師の手の清潔度と疾患数には相関があるとされている。医師は常に手を清潔に保つべきだが多忙とストレスで怠りがちとのこと。技術的に清潔度を見分ける高額装置を導入する病院もあるが、装置を導入する余裕がない病院も。業務内容に手を清潔に保つ動機付けを組み込んでいく姿勢が期待される。
(148文字)

2011年4月26日火曜日

Violence grows over India's nuclear goals ~FT~

今回の自身を受け、原子力発電の先行きはかなり厳しいものに変わりました。実際問題、二次、三次災害までリスク勘案しなければいけないわけでありますが、如何せん、そこまで考えると原子力発電の導入は不可能です。でも、電力源としては非常に魅力的。さて、こまったぞ、現代人よ。

Violence grows over India's nuclear goals
by Amy Kazmin
Published : Financial Times 20 April, 2011
単語数 : 554words

【150文字要約】
震災と原子力発電について。インドで施工予定の原子力発電に対し民間人から反旗があがっている。福島の原発をみると、安全と言われる装置を完備しても歯が立たないことがわかる。また、建設予定の原発は、実施安全性の確証がない装置も装備しており、法律に引っかかる可能性も。施工主企業は安全性の立証に苦心している。
(149文字)

2011年4月25日月曜日

A City Built on Oil Discovers How Precious Its Water Can Be ... ~NYT~

続けての水関連記事です。人間が生きていく上で必須の源である水。欲求の中でも極めて「おおきな」欲求源であるのは間違いないです。おそらく欲求段階説にあてはめると、水はボトムに位置しますが、この恩恵は計り知れないものです。

A City Built on Oil Discovers How Precious Its Water Can Be ...
by Kate Galbraith
Published : The New York Times 21 April, 2011
単語数 : 1011words

【150文字要約】
水利用の規制について。干ばつの酷い米国ミッドランドでは水の利用について制限がかけられた。雨以外の代替水源として地下水があげられるが、フッ素やクロムを含有しているため濾過措置の導入が必要だが巨額の資金も必要になる。また、資源としての水の価値は上昇を続け、水利用に関連するマーケットも過熱している模様。
(149文字)

2011年4月24日日曜日

Solar on the Water ~NYT~

水関連の記事ですが、なかなか興味深いです。とりわけ、貯水と発電の関係性を上手く「つっついた」ビジネスは面白いマーケットになりそう。日本のダム計画は政治癒着ばかりが取り上げられますが、ビジネスとしてダム事業を開拓していく必要性もありますね。ダム+αを上手く事業に落とし込みたいところ。

Solar on the Water
by Todo Woody
Published : The New york Times 19, 2011
単語数 : 1118words

【150文字要約】
水地の太陽光発電について。代替エネルギー源として太陽光発電を鉱山水地帯・農地に設置するマーケットを開拓する動きがある。貯蓄した電力を農業・灌漑等に用いることで高効率な電力利用が可能で、また導入により、ダムの貯水を必要な時に利用できるようになるとのこと。無尽蔵のエネルギー源を上手く活かしていきたい。
(149文字)

2011年4月22日金曜日

Alexander McQueen's Haunting World ~NW~

アレクサンダーマックイーン。素晴らしい作品・ショーを提供してくれたデザイナーがこの世を去ってはや一年がたちました。退廃的な要素でありながらに美を感じるのは、マックィーンの手腕によるもの。うーん、彼の新しい「芸術」を見られないのは残念です。

Alexander McQueen's Haunting World
by Robin Givhan
Published : The Newsweek 10 April, 2011
単語数 :  1250words

【150文字要約】
デザイナーの生涯について。気鋭なデザイナー・マックイーンがこの世をさって一年が経つ。自身が厳しい環境からデザイナーになった経歴からか、ロマンティックよりも現実の厳しさを反映したコレクションが多い。作品にしばしば生々しさ・汚さを感じるのは、彼が服飾産業を超えた表現を目指していたことを裏付けよう。
(147文字)

2011年4月21日木曜日

Four lessons for transforming African Culture ~Mck~

アフリカの発展を考える。さて、ビジネスとしては何が必要となるのでしょうか? インフラ整備はもちろんのこと、人材の配置・リソースもしっかりと戦略に組み込まないといけないと。最も、一番の不安材料は不安定な国家体制なのかもしれませんけれど。

Four lessons for transforming African Culture
by Sunil Sanghvi, Rupert Simons, and Roberto Uchoa
Published : Mckinsey Quarterly April, 2011
単語数 : 2183words

【150文字要約】
アフリカの変化について。アフリカの農地開発は魅力的だが、人材・輸送・政治的圧力などの障壁も忘れてはならない。受給バランスのとれた市場を開拓するためには、国際的な信頼構築・国内需要の増加が鍵を握る。またインフラ整備や最新技術、サプライチェーンに加え、エージェンシーの役割も戦略に入れる必要性も大きい。
(149文字)

2011年4月19日火曜日

The Child You Didn't Dream Of ~NW~

子どもとともに歩む人生。それは頭に思い描いていたものと大きく異なるのが常なんでしょう。自身の人生を振り返っても、親は大変な苦労をかけてきたなぁと反省。もっとも、何歳になっても親から見れば「手を焼かせられる子ども」なんでしょうけど。

The Child You Didn't Dream Of
by Priscilla Gilman
Published : The Newsweek 10 APril, 2011
単語数 : 2356words

【150文字要約】
子どもと歩む人生について。頭の中に描く母子のイメージと現実のそれは大きく異なる。先天的な異常を持つ子、世話がやけ大変な労力を要する子、どんな子を授かり育っていくのか予測はできず、子どもが原因となり離婚するかもしれない。が、同時に想像もしなかった気づき、色濃く充実した人生をもたらしてくれよう。
(146文字)


2011年4月18日月曜日

Money Tight, Museums Mine Their Collections ~NYT~

美術館の展示が赤字になることは想定済み?作品によっては、保険と輸送だけで「億」も下らないことも。ただ、所蔵品ならその心配も無く、価格も抑えられます。西洋美術館の常設展の価格を参考にするとわかりやすいかと。

Money Tight, Museums Mine Their Collections
by Robin Pogrebin
Published : The New York Times 12 April, 2011
単語数 : 1102words

【150文字要約】
資金と美術館の展示について。資金繰りの厳しい状況にあって、美術館キュレーターは外部作品ではなく所蔵作品から展示構成を組み立てを試みているとのこと。鑑賞客は作品の所蔵先ではなく、作品・展示構成に興味を抱いており、キュレーターの手腕を駆使すれば、所蔵品から魅力的な展示構成を作ることも可能であろう。
(146文字)

2011年4月16日土曜日

Once the hobby of tech geeks, iPhone jailbreaking now a lucrative industry ~WP~

Jailbreak = 脱獄。解放されるといろいろなことができるようです。正規もすごい勢いですが、非正規の市場も躍進中とのこと。とても興味深い内容です。

Once the hobby of tech geeks, iPhone jailbreaking now a lucrative industry
by Ian Shapira
Published : The Washington Post
単語数 : 1416words

【150文字要約】
iPhone裏市場の躍進について。市販品の状態では制限が欠けられているiPhoneを特殊な方法で改造すると多くのアプリを入手できる。低価格で魅力的なアプリが多数ある非正規の市場は拡大中とのことだが、改造するとAppleの保証が切れる点は注意されたい。また、アプリ制作・販売による副業の収入が本業の収入を上回る人出てきている。
(148文字)

2011年4月15日金曜日

Government shutdown looks different to workers who toil in Capitol’s basement ~WP~

政府の閉店事業は、かなりの数の人に痛手を負わせる模様です。財政を安定させたい気持ちはありますよね。日本でも議員さんの月収を100万円から30万円くらいに減らしてみてもいいのでは。もっとも、そんなことしたら至るところで「賄賂」が横行しそうですけれど。

Government shutdown looks different to workers who toil in Capitol’s basement
by David A. Fahrenthold
Published : The Washington Post 7 April, 2011
単語数 : 939words

【150文字要約】米国政府の政策について。米国政府は財務改善・安定をはかるべく公共機関・サービスの資金用途を絞る政策を議会に提出するとのこと。公共サービスの緊縮は政府関係者・民間企業の多くの人を収入不安に陥いらせ、また外国人の誘致にも影響を及ぼしかねない。 この政策の仕返に政府関係者の裏事情を暴露本にすると述べる人も。
(150文字)

2011年4月13日水曜日

After Breach, Companies Warn of E-Mail Fraud ~NYT~

電子取引をするとき、しばしばメールアドレス、カードアカウントを聞かれます。で、そのデータを上手く抽出してごっそり闇金を稼ぐ人もいるのだとか。……愉快犯もおおそうですけど。

by Miguel Helft
Published : The New York Times 4 April, 2011
単語数 : 940words

【150文字要約】
メールと個人情報について。セキュリティの専門家は、メールを通じてアカウントやパスワードが盗まれる危険性の高さを指摘。各企業は顧客に対し、自社から個人的な情報を低提示するようなことはない旨を説明しているとのこと。また、ある研究者は金融機関に直結しない消費者データに関する規定がないことを指摘している。
(149文字)

2011年4月12日火曜日

The Truth About Climate Change, Still Inconvenient ~NYT~

気候変動の一つである温暖化。その真虚については昔から色々議論されており、両者譲らずの平行線は崩れず。で、その背景には何があるのやらと考えてみるのも時には必要ですね。

The Truth About Climate Change, Still Inconvenient
by Paul Krugman
Published : The New York Times 3 April, 2011
単語数 : 865words

【150文字要約】
気候変動の虚実について。米国の研究グループが気候変動の実態について調査を実施、過去同様温暖化の傾向があることを報告。これに対し、温暖化に否定的な考えを持つ人たちは、当該研究がアジェンダによりコントロールされていると述べる。だが、後者の立場は何をもたらすだろうか。今一度人類について考える必要があろう。
(150文字)

2011年4月11日月曜日

More Physicians Say No to Endless Workdays ~NYT~

最近はがっつり働かない仕事スタイルが人気があるみたいです。で、医療業界にも同じような風が吹きつつあるようで…。今後、「楽しさ」「プライベート」はますます重要な指標になっていくのでしょうかね?

More Physicians Say No to Endless Workdays ~NYT~
by Gardiner Harris
Published : The New York Times 1 April, 2011
単語数 : 1865words

【150文字要約】
医療業界の職業観について。米国の医療業界では大学終了後に開業医ではなくパートタイムで医療機関に従事する人が増えている。同じ症状を大量に診療するただ多忙なだけの仕事より、プライベートを確保でき最新の医療に触れる仕事を望む人が増えている様子。また、患者側も医者なら誰でも良いと考える傾向にあるとのこと。
(149文字)

2011年4月10日日曜日

U.S. intelligence and the wisdom of crowds ~RT~

いつの時代も未来を予測しようとする意気込みはつきません。が、なかなかあたらないのが現実。頭が良いと言われている人たちですら、予想はしばしば外しています。

U.S. intelligence and the wisdom of crowds
by Mernd Debusmann
Published: Reuters 1 April, 2011
単語数: 837words

【150文字要約】
米国知識人の予想について。米国で各界の知識人を集め、未来を予想するプロジェクトが始まるとのこと。過去を振り返ると、知識があるとされてきた人たちの多くが予想をことごとくはずしてきた史実があり、この検証を行うことも兼ねている模様。ただ、様々な要因が絡む物事を単純に予想するのは不可能だと述べる学者もいる。
(150文字)

2011年4月8日金曜日

In Libya mission, war blurs humanitarian focus ~WP~

リビアのリベラル派暴動の背景はいろいろとあります。宗教的な問題もあれば、国際的な問題もあれば、政治・経済的な問題もある。そして、それが『各国』で複雑にからみあっていると。解決を探ろうにも、甲をたてれば乙がたたずの典型例です。

In Libya mission, war blurs humanitarian focus
by Greg Jeff & William Branigin
Published: The Washington Post 31 March, 2011
単語数: 1063words (revised版)
【150文字要約】
リビアの情勢と米国の姿勢について。リビアで反対派の大規模な暴動が連日起こっている。反対派はリーダーの不在・圧倒的な勢力劣等の状況でも、果敢に独裁政権に立ち向かうとのこと。米国は今回の暴動に関し、一国家として軍による援助をするつもりは無く、暴動の背景・経済情勢は非常に入り組み、判断できかねない模様。
(149文字)

2011年4月7日木曜日

Starbucks’ quest for healthy growth: An interview with Howard Schultz ~Mck~

スターバックスも20年前は全くの無名からスタートして、世界を圧巻する「カフェ」になりました。さて、次はどこに向かって「矢」を放っていくのでしょうか。

Starbucks’ quest for healthy growth: An interview with Howard Schultz
by Editorial
Published: Mckinsey March, 2011
単語数: 2343words

【150文字要約】
金融危機後の経営方針について。スターバックスのトップは、金融危機後の経営方針を大きく変えた。毎月の売り上げ報告を廃し、従業員が消費者指向でビジネスを進められるように変更し、食料品店でのインスタントコーヒー市場へ進出。業績は好調で、過去の米国市場での反省を活かしつつ中国市場へ力をいれていくとのこと。
(149文字)

2011年4月5日火曜日

Can We Do Without the Mideast? ~NYT~

エネルギー問題。中東の情勢が不安定になるにつれ、一層意識せざるを得ない状況になってきました。ことの問題は原油依存にあるのでしょうか?何ともいいきれませんけれども。

Can We Do Without the Mideast?
by Clifford Krauss
Published: The New York Times 30 March, 2011
単語数: 2721 words

【150文字要約】
中東とエネルギー供給に関して。我々は様々なエネルギー源である原油の大半を中東に依存しているが、その情勢不安からエネルギーの安定供給に不安を拭えない。また、エネルギーに関しては地球温暖化・埋蔵量に関する懸念もあり、その利用・産出方法についての技術革新が進捗中。原油依存の社会からの脱却も夢ではないか。
(149文字)

2011年4月4日月曜日

Arriving as Pregnant Tourists, Leaving with American Babies ~NYT~

妊娠旅行。米国で生まれた子どもは、国民になれる権利を与えられます。我が子の将来の選択肢を増やす…動機はわかりますが、いかんせん、その内実を鑑みると何とも賛同しかねるところも。

Arriving as Pregnant Tourists, Leaving with American Babies
by Jenifer Medina
Published: The New York Times 28 March, 2011
単語数: 843words

【150文字要約】
妊婦の旅行者の米国出産について。出産間近の妊婦が観光で米国を訪れ出産すると、赤ちゃんは米国民になれる権利を与えられる。出産自体に法律的な問題は無いが、本国に居住を構えない人に権利付与することに関し、政府筋からは困惑の声も。市は公共健康機関の職員に警告を発すると共に、詳細な実態調査に乗り出す模様。
(148文字)

2011年4月2日土曜日

Grameen Bank and the Public Good ~NYT~

しばしば取り上げているグラミン銀行。社会貢献に重きを置いている企業の評価を財政/経営面だけではかってはいけないですね。難しい難しい…早急に評価方法を構築していかないといけないようなきもしますけれども。

Grameen Bank and the Public Good
by David Bornstein
Published: The New York Times 24 March,2011
単語数: 1743words

【150文字要約】
グラミン銀行と公共善について。グラミン銀行の業務内容に関し有益性を認めないレポートの多くは、顧客/企業の財務面に偏った分析にとどまる。顧客の健康維持管理まで含めて考えると、マイクロファイナンスの社会的意義は大きく、利益ではなく公共善を目的とする企業評価では分析も多角的な視点を取り入れる必要があろう。
(150文字)

2011年4月1日金曜日

Advertisers in Europe May Face Limits in Use of Keywords ~NYT~

広告と商標と、いろいろと戦略を考える必要がありますね。日本でも同じような動きになっていくのでは?

Advertisers in Europe May Face Limits in Use of Keywords
by Eric Pfanner
Published: The New York Times 24 March, 2011
単語数: 540words

【150文字要約】
検索キーワードと広告について。欧州の機関は検索キーワードに他社ブランドのネームを用いることを規制する予定。大手ブランドは、検索キーワードの結果が正規品ではなく偽商品の購入を促し、またブランドの商標を侵害していると考える一方、検索最大手のGoogleは、消費者は検索結果に惑わされるほど馬鹿ではないと述べている。
(150文字)

2011年3月31日木曜日

Why US productivity can grow without killing jobs ~Mck~

雇用数を減らして生産性をあげようとしてもなかなか上手くいかないもの。結局は組織内の革新性に期待するしかないわけですが、そこを上手くオペレートしたいところですね。

Why US productivity can grow without killing jobs
by David Hunt et all.
Published: Mckinsey Quartely February, 2011
単語数: 777words

【150文字要約】
生産性の向上と雇用の創出について。短期的にみると雇用を絞ると生産性は向上するが、長期的にみるとその傾向は小さくなる。しかし、2000年代の生産性に関しては雇用増のセクターの成長は小さく、組織/経営が上手く機能していない。生産性を向上させるためには、新規技術の導入や政策との連携を強めていく必要がある。
(150文字)

2011年3月30日水曜日

Seven steps to better Brainstoring ~Mck~

ブレインストーミングの新しいカタチ。とは言いますが、昔のスタイルに逆戻りなだけのような気がしないでもないですけれど。参考までに。

Seven steps to better Brainstoring
by Kevin P. Coyne and Shawn T. Coyne
Published: Mckinsey Quartely March, 2011
単語数: 2380words

【150文字要約】
ブレインストーミング(Bs)の仕方について。従来の退屈/即断/浅はかなBsスタイルから、目的指向/質問主題のBsスタイルへシフトすることを提案。予め目標を定める/適切な質疑応答をする/参加者の上下関係を考慮する/目的への段階的発展を促す/Bs後のフォローアップを設定すると実のあるBsになるとのこと。
(150文字)

2011年3月29日火曜日

Bearing Witness Beyond the Witnesses ~NYT~

過去を忘れないために記録する。そのための美術館。記憶は次第に薄れていくものです。こういったカタチでつなぎ止める方法は、勉強になりますね。

Bearing Witness Beyond the Witnesses
by Edward Rothstein
Published: The New York Times 23 March, 2011
単語数: 1480words

【150文字要約】
新しい美術館の展示方法について。ロサンゼルスに過去の大虐殺を記録する目的で新しい美術館が設立された。展示は過去の地方紙のトップを飾った大虐殺の歴史を中心に、ロスに関係ある作品で構成されており、欧州の虐殺の歴史を想起させられる作品もあるとのこと。また、iPod touchによる作品解説も提供している点にも注目したい。
(150文字)

2011年3月28日月曜日

E-Textbooks Get a Lift From Publishers ~NYT~

出版社は電子書籍に魅力を感じるのはわかりますが、いささか、コンテンツを作るとなると、どうも紙媒体のようにはいかない所も。少しずつ、開拓していくしかないですね。

E-Textbooks Get a Lift From Publishers
by Verne G. Kopytoff
Published: The New York Times 23 March, 2011
単語数: 528words

【150文字要約】
電子書籍の戦略について。二つの大手出版社がiPadで動作する電子テキストを提供するInkling社に投資。学生は電子テキストを紙媒体の65%の値段で購入でき、また各章ごとの購入も可能だとのこと。ただ、出版社は、ハイレベルなコンテンツを提供できる点に満足しているものの、独自フォーマットにこだわる点にストレスを感じている。
(149文字)

2011年3月27日日曜日

Social Science Palooza ~NYT~

人間の行動とは不思議なもので、周囲の環境によって発揮する力も変わってくるのだとか。まぁ科学的な根拠をとるのは難しいですけれど。

Social Science Palooza
by David Brooks
Published: The New York Times 6 December, 2011
単語数:

【150文字要約】
人に関する研究について。人に関する研究は古今東西つきることがない。ホームグランドのチームの勝率の高さはアンパイアの裁量によるところが大きく、競泳のチーム戦ではトップ集団を維持するほど後続選手のパフォーマンスは高くなるとも。また、精神的に不安定な人とそうでない人の間では、味覚にも差が現れる傾向がある。

(150文字)

2011年3月26日土曜日

A Price Too High? ~NYT~

地震と原発―利益と環境負荷と雇用。原発推進にせよ反対にせよ、『リスク』が伴うのは間違いありません。ちょっと反対派が優勢な情勢になっています。 

A Price Too High?
by Bob Herbert 
Published: The New York Times 18 March, 2011
単語数:

【150文字要約】日本の地震と経済・産業の方向性について。日本で起きた大地震により原子力発電の危うさが露呈した。費用・地球環境への負荷軽減を重視するのか、それとも国民の安全確保を重視するのか。また、原子力産業には3兆円もの莫大な資本を投じる必要性があることからも、この産業に対する風当たりは一層強まりそうな気配だ。

(148文字)

2011年3月23日水曜日

Degrees of Influence? ~NYT~

ビジネス界で賞賛を浴びる人たちの中には、大学をまともに卒業していない人もたくさんいます。でも、やっぱり大学を出たほうが、収入は安定しますよね。ふむ、大学の目的を今一度考え直すときでしょう。

by William D. Cohan
Published: The New York Times 16 March, 2011
単語数: 1112words

【150文字要約】
学位と世界で尊敬される人の関係について。統計でみると学位と年収に相関こそあれ、世界で尊敬を集める人の多くが大学をまともに卒業していない点は興味深く、投資銀行ゴールドマンサックスも20世紀半ばは学位のない二人のトレーダーが運営していたとのこと。大学で得られるものが何に繋がるのか再考すべきではなかろうか。
(149文字)

2011年3月22日火曜日

The Spirit of Sharing ~NYT~

美術館も新しいことに積極的に挑戦しないと、お客さんを獲得できない時代。今後、リアルとネットを上手くつなげ、今までにない展示スタイルを提供してくれることが期待されます。

by Carol Vogel 
Published: The New York Times 16 March, 2011
単語数: 1303words

【150文字要約】
美術館の新しい試みについて。米国の美術館はソーシャルメディア導入による新しいサービス提供に奮闘中。来場者との積極的なコミュニケーションを取り入れ美術館に創造性を吹き込みたい意向。ある美術館ではサイト訪問者数が来場者数を大きく上回ることから、コンテンツを充実させ来場者数の増加に繋げていきたいとのこと。
(150文字)

2011年3月21日月曜日

Scientists Project Path of Radiation Plume ~NYT~

米国の原発の放射能汚染に対する対処です。ちょっとやりすぎじゃないかと思うくらいでちょうど良いものです。とりわけ、人命が関わるときは、これくらいに大々的・徹底的にやるべきでしょう。

by William J. Broad
Published: The New York Times 16 March, 2011
単語数: 814words

【150文字要約】
日本の原発と放射能について。過去にチェルノブイリ原発の放射能がアメリカ西海岸まで達した記録から、今回の日本の原発にも同様の懸念を示している。これを受け米国機関は日本・世界各地の放射能を測定できる体勢を整えたとのこと。また、日本に放射能探査装置を配置し世界に向けて放射能の情報を発信していく意向を示す。
(150文字)

2011年3月20日日曜日

The Scariest Earthquake Is Yet to Come ~NW~

地震が地震を誘発する。確かに、ピン止めしているところに衝撃が加われば、ピンは外れやすくなります。東北地震のあとに起こった長野の地震も、誘発によるものではないでしょうかと。さて、アメリカ西海岸のプレートもピン止めが外れるのでしょうか?少し、懐疑的なところもありますが・・・。
ともあれ、日本の被災者への支援体制は世界的に称賛されています。が、それでも足りないのも事実。できる限りのことは実行に移していきましょう。

The Scariest Earthquake Is Yet to Come
by simon Winchester
Published: The Newsweek 13 March, 2011
単語数: 899words

【150文字要約】
米国西海岸の地震について。地震と地質学との関係性は深く、その地形によって災害の程度が大きく変わってくるとのこと。また、確固とした科学的根拠には欠けるものの、一年前にチリで一ヶ月前にニュージーランドで大地震が発生していることから、次はアメリカ西海岸で大地震が発生するのではと懸念する声もでている。
(147文字)

2011年3月19日土曜日

Publisher Limits Shelf Life for Library E-Books ~NYT~

電子書籍の貸し出しはどうやってするのか疑問に思っていましたが、今ある方法とそれほど大差はないようです。ただ、足を運ばなくて良いのは魅力的ですね…。特にサラリーマンにとっては便利この上ないはずです。

Publisher Limits Shelf Life for Library E-Books
by Julie Bosman

Published: The New York Times 14 March, 2011
単語数: 1135words

【150文字要約】
 
図書館の電子書籍の取り扱いについて。図書館は電子書籍の貸し出しについて書籍と同じサービスを提供しているが、図書館に足を運ばず借りられるため利用者が増加中とのこと。これを受けてか、売上減を懸念する出版社は閲覧回数に制限を設ける方針を示すも、図書館関係者は困惑の色を示し、他の解決策を望む声がでている。
(149文字)

2011年3月18日金曜日

Reactor Design in Japan Has Long Been Questioned ~NYT~

地震で亡くなられた方にはお悔やみ申し上げます。寄付以外に力添えできないのがなんとももどかしさを覚えます・・・。
今回紹介するのは原発の構造についてです。色々と言われていますが、プロの仕事に口出しはしないほうが良いです。ちょっと知識をつけた素人が一番めんどくさい。非難しても何も生まれません。静観して、良い結果を残してもらいましょう。

Reactor Design in Japan Has Long Been Questioned

by Tom Zeller Jr.
Published: The New York Times 15, March 2011
単語数: 1150 (※リンク先は補正後の文章)

【150文字要約】
原発のリアクターの設計について。東日本大地震で問題となっている原発構造は、他の構造より安全性が高いと考えていた一方、その脆弱性が指摘されていた記録も。GEは、小型化によりコスト削減と施工期間短縮が可能になったが、リアクターの制御容易さを犠牲にしたと述べ、今後の展開次第で設計を変更する意向を示している。
(149文字)

2011年3月17日木曜日

New View of How Humans Moved Away From Apes ~NYT~

猿人から原人へ進化するにあたっての大きな変化はなんだったのか。流行のSNSの本質とも関係してくる内容です。


New View of How Humans Moved Away From Apes
by Nicholas Wade
Published: The New York Times 10 March, 2011
単語数: 959words

【150文字要約】
猿から人への進化について。狩猟集団は親しい血縁で構成されるとする従来の考え方を覆す研究結果が報告された。チンパンジーには雄はグループに残り、雌はグループを去る傾向があり、人の祖先も同じ傾向を持っていたとのこと。他人と親密になり、土地柄を学ぼうとする姿勢は、社会の形成・知識の修得に一役買っている。
(148文字)

2011年3月16日水曜日

Dumbing Deficits Down ~NYT~

米国が直面する問題はあまりに巨大。弱者を救済すると国は崩壊し、救済しないと国は大混乱に。さて、どうすればいいのでしょう?複雑に入り乱れた問題が多すぎますね…。


Dumbing Deficits Down
by Paul Krugman
Published: The New York Times 10 March, 2011
単語数: 789words


【150文字要約】
米国の医療予算について。米国政府は将来の高齢化の懸念も含めて医療予算の縮減に取組むが、直面する問題は巨大とのこと。解決手段として病気になるのを防ぐ・適切な医療処置を行う等が考えられるが、国の焦点は予算削減だけにあてられている模様。医療のほかにも解決困難な問題は多々あり、米国の前途は多難に満ちている。
(150文字)

2011年3月15日火曜日

Appeal of iPad2 Is a Matter of Emotions ~NYT~

先日も紹介したiPad2、その機能を英語で知るには適した記事です。で、iPadの強みについては、やっぱりコストが大きいみたいですね。


Appeal of iPad2 Is a Matter of Emotions
by: David Pogue
Published: The New York Times 9 March, 2011
単語数: 1288words


【150文字要約】
iPad2の特徴と強みについて。iPad2は消費者に対しスペック等の合理性ではなく手にした時の感情に訴えかける。前モデルからの大幅変更こそないが、手持ち端末として軽量化・薄肉化・スピード向上は満足のいく内容。全ての機能を搭載しないApple端末が市場でシェアを獲得できる要素として、端末の綺麗さ・アプリなどが挙げられるだろう。(148文字)

2011年3月14日月曜日

More Foreign-Born Scholars Lead U.S. Universities ~NYT~

日本の留学生が減少する一方、他国の学生は増加しているとはよく聞きますが、学者の数・学長の数にも同じ傾向が起こっているもよう。大変興味深いと同時に、脅威ですね。

More Foreign-Born Scholars Lead U.S. Universities
by Lisa W. Foderaro
Published: The New York Times 9 March, 2011
単語数: 1107words

【150文字要約】

米国大学と海外生まれの学者について。米国の大学では学生数に加えて学者数にも海外生まれの人が増加中。とりわけ英語を公用語とする海外国の学者は多いが、米国アカデミーに属すまでの経緯は様々で英語を全く話せない所から始めた人もいる。海外出身者の学長就任は、諸外国の大学と深い連携をとることを可能にするだろう。(150文字)

2011年3月12日土曜日

Drug Firms Face Billions in Losses in ’11 as Patents End ~NYT~

特許と企業の収益は密接な関係があります。かつてのキヤノンとゼロックスの争いを思い出しますね。で、今回は医薬品の特許について。陰るところあれば日が射すところありってなわけであります。

Drug Firms Face Billions in Losses in ’11 as Patents End
by Duff Wilson
Published: The New York Times 6 March, 2011
単語数: 1499words

【150文字要約】
製薬会社の特許消失について。多くの薬の特許期限が切れるために高収益を保っていた製薬会社が曲がり角に立たされている。近年は開発のスピードも低下し、国の新薬認可が数も減少しているとのこと。また、新興国当で需要が見込めるジェネリック薬品市場は一層の伸びが期待でき、新薬開発は従来の戦略を見直す必用がある。
(149文字)

2011年3月11日金曜日

So Far Rivals Can’t Beat iPad’s Price ~NYT~

iPad2は3月25日発売とのことで。すでにiPadを所有している身としても、ちょっと欲しかったりします。499ドルは安いですよ、本当に。

So Far Rivals Can’t Beat iPad’s Price
by Jenna Wortham
Published: The New York Times 6 March, 2011
単語数: 1183words

【150文字要約】
アップルの優位崩れず。アップルが発表したiPad2は筐体の魅力もさることながら価格面で他のデバイスを圧倒しており、当該企業の豊富なキャッシュが大量発注・製造コストの抑制を可能にしていると推察。他の企業もタッチ式デバイスを市場投入するも、性能はもちろん価格面でiPad2には敵わず、アップルの優勢は当面続くとの見解がある。
(150文字)

2011年3月10日木曜日

College the Easy Way ~NYT~

学生の質が落ちていると叫ばれるのは何も日本だけではない様子。大学のほかの道筋をしかりと提示していく必要がありましょう。

by Bob Herbert
Published: The New York Times 4 March, 2011
単語数: 783words

【150文字要約】
学生の間では知的な努力を重視しない傾向がますます強まり、アカデミーにそぐわない考え・態度・矜持をもつ学生が多いとのこと。50年前の半分にまで勉強時間が減るも、大学側の学生評価に大きな変化はない。乏しい思考力・批判力のまま卒業するにも関わらず、将来の展望だけは大きい学生に大学側も手を焼いているようだ。
(149文字)

2011年3月9日水曜日

Spurred by Private Hiring, Job Growth Gathers Steam ~NYT~

失業率が改善とのことで、嬉しいニュースかと思いきや、実態はまだまだの模様。本格的な回復には3年はかかるとの見方です。

Spurred by Private Hiring, Job Growth Gathers Steam
by Catherine Rampell
Published: The New York Times 4 March, 2011
単語数: 1209words


【150文字要約】失業率の改善について。米国の失業率が二年ぶりに9%を割ったが、経済学者たちは本格的な経済上昇は当面先で、今後職を選り好みする求職者が増加するとの見解を示している。また、政府の予算カットにより企業は資本確保に走り雇用枠を絞りかねない点、失業率は改善するも雇用時間が短くなっている点も見過ごすべきでない。
(150文字)

2011年3月8日火曜日

Degree and Dollars ~NYT~

資格に魅力がある人材=変わりが効く人材。MBAなんかもこれに当てはまりそうです。増えるほどに価値は下がるのはお金と一緒。最強なのは、資格では判断できないチカラ=カリスマが持つようなチカラでしょうね。

Degree and Dollars
by Paul Krugman
Published: The New York Times 6, March 2011
単語数: 801words

【150文字要約】
来の市場で要求される能力について。1990年以降、労働市場は高・低賃金労働とに二極化してきたが、最近は高賃金労働の数が減少傾向とのこと。背景には技術進歩による仕事の高効率化・外部委託が一因として考えられ、今後更に厳しい状況になるとの予測。国は教育の抜本的な変革に努め、国民は学位の価値を見直す必用があろう。
(150文字)

2011年3月7日月曜日

Bangladesh: Muhammad Yunus disputes Grameen sacking ~BBC~

ノーベル賞受賞者であるユヌス氏。今後の去就はどうするのでしょうか?マイクロファイナンスと増加する自殺者の関係性は、今後の社会展望を考えるに当たっても重大なことです。

Bangladesh: Muhammad Yunus disputes Grameen sacking

by Editorial
Published: British Broadcasting Corp. 2 March, 2011
単語数: 488words

【150文字要約】
ユヌス氏の去就について。国の労働基準を超過しているとし、グラミン銀行のユヌス氏が解雇された。これを受けて銀行側は、ユヌス氏特別のパーマネントポジションを設ける予定。また、インド首相からはユヌス氏は貧者を貶め私欲を肥やしていると非難声明を出しており、それを裏付けるように借り手の自殺者が増加中とのこと。

(150文字)

2011年3月6日日曜日

Plagiarism: The Ctrl+C, Ctrl+V boom ~BBC~

コピペはいけません。何も得られません。内容を引用源として、自分の論を展開するのは論文執筆で基本中の基本のはずなんですが……。

by Tom Geoghegan
Published: British Broadcasting Corp. 2 March, 2011
単語数: 1029words

【150文字要約】
文献盗用の増加について。博士論文の盗用疑惑でドイツ外務大臣が辞任に追い込まれたが、学問・出版界の盗用問題は昔からの悩みの種だとのこと。英国の大学では疑わしいエッセイをコンピューター検査にかける対策を進めてきたが、昨今の電子文章へのアクセス環境を考慮すると取り締まりは一層困難になると述べる人もいる。
(149文字)

2011年3月5日土曜日

Publishers Look Beyond Bookstores ~NYT~

書店もセレクトショップ化しないと生き残れない時代。いや、セレクトショップになるだけでは、すぐに電子書籍の波に飲まれるルートも考えられます。もう一歩先を見据えた戦略が必要なのでは。


Publishers Look Beyond Bookstores
by Stephanie Crifford  and Julie Bosman
Published: The New York Times 27 February, 2011
単語数: 1124words

【150文字要約】
本屋と出版社の関係について。従来の書籍販売とは異なる形態で展開する書店の売上が好調。鍵は大手の書店の陳列では気付かないような書籍を上手くプロモーションすることにある。また、出版社は実店舗の書棚に関し、アマゾンのトップページに挙がらない書籍をお客さんに知ってもらえる広告塔の価値を見出しているようだ。
(149文字)

2011年3月4日金曜日

Cutting Out Middleman to Sell Small Ads Online ~NYT~

Webに残った足跡をたどることで、その人が何を探しているのか・好むのか把握できることは、凄いことであると同時に恐いこと。「すべてを管理されている」と考えられなくもないです。


Cutting Out Middleman to Sell Small Ads Online
by Tanzina Vega
Published: The New York Times 27 February, 2011
単語数: 988words


【150文字要約】
Web広告の新しい戦略について。出版社は従来の一方向的な広告提供方針を見直し、広告主が取得するデータを共有、訪問者の足跡を手がかりに最適な広告を提供していくとのこと。企業としては願ったりのサービスだが、一般人の中には個人情報の売買にあたると考える人もいるため、慎重に対応・規制を設けていく必要がありそうだ。
(150文字)

2011年3月3日木曜日

Phys Ed: Should Children Run Marathons? ~NYT~

ランニングはお金要らずのスポーツですけど、結構膝に負担がかかるのも事実です。そこで怪我しては元も子もないわけでありまして・・・ほどほどが一番いいのかもしれません。

Phys Ed: Should Children Run Marathons?
by Gretchen Reynolds
Published: The New York Times 23 February, 2011
単語数: 1096words

【150文字要約】
ランニングと子どもの怪我の関係性について。他の運動と比較し、費用・手間・スキルを要さないランニングを取り入れる学校が増加するにつれ、けが人も増加傾向。調査によると、整備された環境下では怪我をする子どもの数は少ないことが判明。また、膝等へ及ぼす負荷については科学に基づく詳細な調査が必要だとのこと。
(148文字)

2011年3月2日水曜日

Labor union presses Apple for post-Jobs plan ~WP~

アップルの業績は絶好調。でも、ジョブスの体調は絶不調な様子。そろそろ真剣に後任を考えないといけないのでしょうけれど、さて、どうするのか。

Labor union presses Apple for post-Jobs plan 
by Ian Shapira
Published: The Washington Post 23 February, 2011
単語数: 430words


【150文字要約】
アップルに対する労組の取り組みについて。国際労働組合は、アップルに対しジョブスの後任の計画案を出すよう提案。アップル側も後任選出の意向はあるものの、広報はコメントを控えている。また、投資家はジョブスの健康ほど労組の提案を重視してはおらず、金融会社はアップルの情報提供の少なさに寛大な態度を示している。
(150文字)

2011年3月1日火曜日

The war on women ~NYT~

財政を立て直すのは大変なことですが、お金の拠出をどこから取ってくるかは論争になります。個人の命か、国家の先行きか。

The war on women

by Editorial
Published: The New York Times 25 February, 2011
単語数: 636words

【150文字要約】
政府の医療予算縮小について。議会に提出された予算案によると、低収入の女性は充分な医療サポートを受けられなくなる恐れ。中には、政府基金を受け取る病院は、妊婦の女性の命に関わる場合にも処置しなくても良いとする案もある。政府の謝った判断を正すには、オバマ大統領のリーダーシップと国民からの警笛が必要だ。
(148文字)

2011年2月28日月曜日

The union within the union ~EC~

ドイツとフランス、EU内で権力を掌握したい気持ちはわからないでもないですが、そもそもEUの目的は何だったのか思い出すべきでしょう。
by Editorial
Published: The Economist 10 February, 2011
単語数: 977words

【150文字要約】
EUの今後について。ドイツとフランスはEU内の主導権を握ろうと模索。メルケル首相はユーロ危機を乗り切る案を出すも、権力強化になると他国からの賛同を得られず、サルコジ大統領は次の選挙を見越し、メルケル首相と馬を合わせたい模様。両者の権力を求める態度は、他国の反発を引き起こし、ユーロ危機を延ばしかねない。
(149文字)

2011年2月26日土曜日

How to Make Oatmeal . . . Wrong ~NYT~

マクドナルドのアドバタイズの仕方について、かなり厳しいコメントを出されています。「栄養がないことは知っているんだけど…でも購入してしまうんだよね」と考える人も多そうですけど。

How to Make Oatmeal . . . Wrong
by Mark Bittman
Published: The New York Times 22 February, 2011
単語数: 930words

【150文字要約】
健康とマクドナルドの商品について。マクドナルドはカロリー摂取を低価格で提供するが、消費者の身体・環境面に高価格の負担を強いている。また、店に立ち寄り、購入までにかかる時間を考えると「便利」とは言い切れず、栄養素がほとんどない商品に「ヘルシー」の看板を掲げる当該企業の在り方に筆者は否定的な態度を示す。
(150文字)

2011年2月25日金曜日

Book Lovers Fear Dim Future for Notes in the Margins ~NYT~

電子書籍になっても「書き込み」そのものは可能です。ただ、それをどう保存していくのか・・・特に図書館側としては色々考慮する必用があるようです。

by Dirk Johnson
Published: The New York Times 20 February, 2011
単語数: 948words

【150文字要約】
電子書籍と本の書き込みについて。本への書き込みは、コミュニティの考え・思想を反映したもの、偉人の会話の記録としての価値を認める一方、本は教科書だとすると、書き込むべきではないとの意見も。前者の立場に立ったとき、後世への贈物として、電子書籍への書き込みをどう保存していくかに図書館は頭を悩ましている。
(149文字)

2011年2月24日木曜日

Ethnic Differences Emerge in Plastic Surgery ~NYT~

理想の容姿・身体は民族ごとに異なるようです。メリハリのきいた身体を理想とするアメリカ人。すらりとした曲線美を理想とする日本人。膝の皺までも気にするイタリア人。・・・まさに多様性ですね。

Ethnic Differences Emerge in Plastic Surgery
by Sam Dolnick
Published: The New York Times 18 February, 2011
単語数: 1346words

【150文字要約】
整形手術と民族性について。ニューヨークの整形外科が、民族性と身体・容姿の美しさの関係性について調査。結果、各々の民族が抱く美しさの基準には、文化背景が色濃く現れる一方、メディアにも大きく影響されていることが判明。また、移民は集団文化に溶け込むために容姿を西洋化しようとする傾向があると考える教授も。
(149文字)

2011年2月23日水曜日

Apple vs. the Comoners ~NW~

アップルのiPadはとても優秀なデバイスです。書籍・書類閲覧・メール作成にはもってこい。もう少し安ければ、「一家に一台」のキャッチコピーもはやりそうですね。もっとも、もっと安くても収益が出るビジネスモデルになっているんですけど。

Apple vs. the Comoners
by Daniel Lyons
Published: The Newsweek 13 February, 2011
単語数: 552words

【150文字】
アップルの電子書籍の戦略について。アップルは、電子書籍をどこで購入しようとアップルのデバイスで閲覧する場合は書籍のマージンを要求すると発表。これに対し、ある出版社CEOは、書籍を出すほど赤字になるだろうとの見解を示す。クールなデバイスの人気が続く限り、この戦略がアップルの首を絞めることはないだろう。
(147文字)

2011年2月22日火曜日

Phys Ed: What Really Causes Runner’s High? ~NYT~

走り続けていると不思議と「気分が高揚」して、もっと走り続けたくなること、ありますよね。なんでそうなるのか不思議不思議。

Phys Ed: What Really Causes Runner’s High?
by Gretchen Reynolds
Published: The New York Times 16 February, 2011
単語数: 742words

【150文字要約】
ランナーズハイについて。走り続けているうちに気分が高揚してくるランナーズハイの研究が進められており、マウス実験では特定の神経系を切断するとランナーズハイを示さない結果を得ているとのこと。気分の高揚など感情の誘引原因はまだ把握できないが、ランナーズハイを起こす有力な説として位置づけられている。
(146文字)

2011年2月21日月曜日

Build the Wall ~EC~

チュニジア、エジプトと続き、次はバーレーン。中東からアフリカにかけての社会情勢の変革は、中国も恐れているところ。うむ、そうなると、日本も・・・いや無理か。

Build the Wall
by Editorial
Published: The Economist 3 February, 2011
単語数: 361words

【150文字要約】
世界のインターネット規制について。中国政府は他国の情勢が、自国民の感情を鼓舞させないよう、インターネットの閲覧に規制をかけている。しかし、20年前の欧州の共和国崩壊、今回のエジプトの政権陥落では、海外メディア等から情報が世界に流出。ある学者はインターネットは世界を熱狂させ、社会変革を加速させると述べる。
(150文字)

2011年2月19日土曜日

Nokia CEO under gun to justify Microsoft switch ~AP~

いよいよ世界最大手の携帯会社もスマートフォンを投入する模様です。しかし、市場はどうも懐疑的な様子。やはりWindowsは・・・なんですかね。

by Peter Svesson
Published: The Associated Press  14 February, 2011
単語数: 740words

【150文字要約】
ノキアのスマートフォン戦略について。ノキアのCEOは次期スマートフォンのOSWindowsを搭載することを決定。これを受けて、同社の株価は大きく下落。また、スマートフォン市場の急激な成長により、ノキアの携帯電話シェアは一年で大きく減少し、同CEOWindowsOSの低いシェアを理由に攻勢の糸口を見出すが、市場は懐疑的な様子。
(148文字)

2011年2月18日金曜日

New York and German Exchanges Seal Deal ~NYT~

二大証券の統合。海外銘柄が取引できるのは魅力的ですが、さしずめ為替レートをどう織り込むのか。詳細が気になりますね。

New York and German Exchanges Seal Deal
by MICHAEL J. DE LA MERCED
Published : The New York Times 15 February, 2011
単語数: 645words

【150文字要約】
NYとドイツの証券取引所統合へ:NYとフランクフルト、世界の2大取引所が統合することで合意。実現すれば投資家は北米とヨーロッパの幅広い銘柄への投資が可能となる。統合後の会社では取締役の過半数をドイツ陣営が占め、マネジメントの大半はNY陣営が取ることになる模様。懸念材料は政府の認可がおりるかどうかであるとのこと。
(149文字)

2011年2月17日木曜日

Have You Charged Your Eyeglasses Today? ~NYT~

眼鏡も進化しています。そのうち、ドラゴンボールのスカウターみたいな眼鏡もでてくる?え、ドラゴンボール知らない?まぁ、凄い眼鏡です。

Have You Charged Your Eyeglasses Today?
by Anne Eisenberg
Published: The New York Times 12 February, 2011
単語数: 910words

【150文字要約】
液晶技術を利用した老眼鏡について。新しく開発されたメガネは、レンズを通して見る方位により視界がゆがむ等の問題を解決したとのこと。電気信号でレンズの屈折率を変える技術を導入しており、ハイエンドメガネ市場の顧客獲得を期待している。また、開発者は、パソコンの液晶技術を眼鏡に取り入れただけだとも述べている。
(150文字)

2011年2月16日水曜日

Eat the Future ~NYT~

短期的・長期的、双方の目線をもてとは言いますが、それはなかなかに難しいことです。

Eat the Future
by Paul Krugman
Published: The New York Times 13 February, 2011
単語数: 781words

【150文字要約】
米国の政策方針について。米国は公共への投資額の縮小案を発表。巨額の資金が軍事等に投入される一方、国民の教育・保険が疎かにされていることに国民からは反発の声も。長期的な利益を無視し、短期的な政策を優先したことの代償は未来の子ども達に向けられる。されど、目先のことも疎かにはできないジレンマもあろう。
(148文字)

2011年2月15日火曜日

Experts warn of cyber hijack threat ~BBC~

インターネットとインフラ基盤。ネットからのサイバー攻撃が、一国を崩壊に導く危険性はますます高まるばかり。大切なのは、個々人の意識、それにつきますね。

by Susan Watts
Published: British Broadcasting Corp. 10 February, 2011
単語数: 842words

【150文字要約】
サイバー攻撃の恐怖について。国のインフラ基盤は、インターネットの恩恵にあずかるところが多く、それは同時にサイバー攻撃の危険を孕む。また、公私の有無を問わず、パソコンが犯罪組織に悪用される危険性も高い。ボットネットも容易に構築できる昨今、個人が意識的にパソコンのセキュリティを高めていく必要性があろう。
(150文字)

2011年2月14日月曜日

Downtown Skyscraper for the Digital Age ~NYT~

日本でも住居用高層ビルの建築ラッシュが続いています。床面積が稼げるという点では、高層ビルは土地の有効利用になりますね。

Downtown Skyscraper for the Digital Age
by Nicolai Ouroussoff
Published: The New York Times 9 February, 2011
単語数: 1182words

【150文字要約】
ニューヨークの高層マンションについて。ニューヨークで居住用高層ビルが建設中。外観は周囲の古い街並みに適合し、外装表面が変化する技術を導入。内装にもこだわりがあり、このビルの建築家は、従来の建造物の組立てラインにみる無機質さを、都市生活の無限の多様性に置き換えた建造物を作るのが目標であると述べている。

(150文字)

2011年2月13日日曜日

EU denies Russia-Asia gas pipeline rivalry ~BBC~

エネルギーの供給ですが、パイプラインを走らせる場合は、そのパイプラインが走っている国との関係も考慮しないといけません。二国間の問題ではなく、多国間の問題を考慮すると、リスクは分散するにこしたことはないですね。

by Editorial 
Published: British Broadcasting Corp. 10 February, 2011
単語数: 430words

【150文字要約】
欧州のエネルギー供給について。欧州の1/4の天然ガスはロシアから供給されており、27か国中7カ国はその全てを委ねている状況。欧州連合としては、ロシアへの依存を小さくし、中央アジアからの供給を増やしたい意向。背景には、過去にロシアとベラルーシ・ウクライナ間の論争が欧州のエネルギー不足を招いたことが影響している。
(149文字)

2011年2月11日金曜日

Droughts, Floods and Food ~NYT~

穀物価格がどんどん上昇しています。背景には異常気象があるのだとか。くわえて、投機筋の資本投入がおこると、またややこしいことになりかねません。

Droughts, Floods and Food
by Paul Krugman
Published: The New York Times  6 February, 2011
単語数: 799words

【150文字要約】
穀物価格の上昇。世界中で穀物価格が上昇傾向にあり、経済危機前の水準に達する勢い。価格上昇の背景には、地球規模の異常気象に起因する生産量の減少があるとのこと。近年、世界中で異常気象が常態化してきており、早急に温室効果ガスに対策を講じないと、穀物価格は天井を目指し、政治経済までも崩壊しかねないと述べる。
(150文字)

2011年2月10日木曜日

How to Grow a Social Business ~NYT~

グラミン銀行のマイクロファイナンスがちょっとおかしなことになっている記事を以前取り上げました。今回紹介する記事はもう一歩先を考えています。が、それでも懸念すべき点はあるのが常ですね。

How to Grow a Social Business
by Tina Rosenberg
Published: The New York Times  4 February, 2011
単語数: 1328words

【150文字要約】
アメリカの社会企業について。利益を上げつつ、社会に貢献する事業がアメリカで脚光を浴びている。特に貧困層の人々に資本を提供しつつ、彼らの経営スタイルも築いていく事業に多くの学生が興味を示している。その一方、急速なビジネスの展開が、支援者の事業への参加を過剰に強要しかねないと心配する声もでている。
(147文字)

2011年2月9日水曜日

Amazon drought 'severe' in 2010, raising warming fears ~BBC~

アマゾンの干ばつが凄いことになっているようです。なによりも懸念すべきは、干ばつした土壌から生まれる温室効果ガス。さて、どう手を打つべきか・・・。

by Richard Black
Published: British Broad Casting Corp. 3 February, 2011
単語数: 862words

【150文字要約】
アマゾンの熱帯雨林の干ばつについて。過去最大の干ばつが、アマゾンの熱帯雨林で発生し、気候変動に大きな影響を与えている。干ばつの害は、炭素の吸収量が減少するだけでなく、土壌からの炭素放出による温室効果ガスの増加もあり、科学者からは木々の干ばつと温室効果ガスの増加が負のループをつくっているとの警告も。
(149文字)

2011年2月8日火曜日

The end of drink-driving? Cars that won't start if you've been drinking because they can smell alcohol on your breath ~MO~

日本では、飲酒運転を厳格に取り締まっていますが、アメリカでは多少の飲酒ならばOKとする州もあるとのことです。で、今回の飲酒を検地する自動車ですが…まぁ、賛否両論でるのは世の常でしょうね。

The end of drink-driving? Cars that won't start if you've been drinking because they can smell alcohol on your breath
by Graham Smith
Published: Mail Online 1 February, 2011
単語数: 533words

【150文字要約】
運転手の飲酒を判断する自動車について。運転手が飲酒状態を、ドアロックやハンドルに触れるだけで判別する技術を開発。飲酒運転が原因の自動車事故の減少に結びつくだろうとの期待する団体がいる一方、軽い飲酒を許可している州などで、自動車利用客が減少し、様々な分野で売上が減少するだろうとの懸念を示す団体もいる。
(150文字)

2011年2月7日月曜日

Talking back to your intelligent city ~Mck~

世界中で様々な技術が開発されています。ただ、その多くは「Labo」ベースに留まるものが多く、実社会に適用されるまでに数年かかるとか。うまく同時平行で、「トータルイノベーション」を進めていく必要性を感じます。

by Saskia Sasen
Published: Mckinsey & Company  1 February, 2011
単語数: 1705words

【150文字要約】
高度に技術化された都市について。世界各国でスマートシティのモデル都市が生まれてきている。各国・各都市が描くモデル都市のなかには、建築物のデザイン・機能面だけではなく、人同士の相互作用の活性化までを考慮したものもあり、技術革新だけではなく、それを上手く街に適用させることの重要性が示唆されている。
(147文字)

2011年2月5日土曜日

In Japan, Young Face Generational Roadblocks ~NYT~

NYTのトップページでも紹介されるほどに、日本の雇用情勢は興味深い。シルバーデモクラシーとは上手く言ったもので、若手を活性化させるプログラムを創出する必要性を感じます。

by Martin Fackler
Published: The New York Times 27 January, 2011
単語数: 2093words

【150文字要約】
日本の雇用情勢について。企業の採用・経営方針のためか、日本の若者の多くは不定期の職に就かざるを得ない状況にある。また、年配層を優遇する政策に対し、若者は声を荒げるわけでもなく、意気消沈し自ら塞ぎこんでいくばかりだとのこと。若手起業家の割合も、米国のそれよりも低く、古きに従えの習慣が深く根付いている。
(150文字)

2011年2月4日金曜日

Mubarak Orders Crackdown, With Revolt Sweeping Egypt ~NYT~

チュニジアの次はエジプト。中東からアフリカにかけて、政治情勢が一気に様変わりしてきました。これに穀物価格の上昇等の経済的リスクが重なると、ちょっと恐いです。早急の対応が必要ですが、そもそも何をどうすればいのか・・・難しすぎる問題に直面しています。

by David D. Kirkpatrick
Published: The New York Times 28 January, 2011
単語数: 1560words

【150文字要約】
エジプトの政治情勢について。エジプトで独裁政権に対し、大規模なデモが発生。政府は事態の収拾に努めるもその勢いはやみそうになく、インターネット等の使用を禁止するもその様子は世界中に流れ出ているとのこと。デモに参加する人が増えるほどに、政府へ反旗を翻す国民は増加、政権の陥落も近いだろうと述べる人もいる。
(150文字)

2011年2月3日木曜日

New Details on Troubled F-35 Fighter ~NYT~

戦闘機を作るには相当な技術が必要です。垂直飛行なんて、それはそれはとんでもない技術が使われている…ようですね。僕には理解不能な範囲で恐縮ですが、紹介させていただきます。

New Details on Troubled F-35 Fighter
by Christopher Drew
Published: The New York Times 25 January, 2011
単語数: 812words

【150文字要約】
トラブル続きのF-35:開発中の戦闘機F-35は、国防総省から2年間の納期猶予を貰った。垂直離着陸を可能にする推進システムと胴体部分の強度の改善が要求されている。この猶予に関し、共和党からは中国の軍事力が脅威的になる一方でF-22の購入を減らしてまで開発を進める意義があるのかを問う声も上がっている。
(150文字)

2011年2月2日水曜日

Obama Sees Global Fight for U.S. Jobs ~NYT~

オバマ大統領の演説。ポジティブに未来を見据える姿勢に国民は勇気付けられるのでしょう。…その実態がどうであれです。


Obama Sees Global Fight for U.S. Jobs 
by Sheryl Gay Stolberg
Published: The New York Times  25 January, 2011
単語数: 1537words


【150文字要約】
米国民への大統領の演説:国の情勢・今後の経済政策について大統領が国民に向けて演説。依然として経済情勢は厳しいこと、喫緊に赤字縮小に取組まなければいけないことを認識し、新しい挑戦を進めていく必要性を強調。また、ある要人は、アメリカ国民に訴えるには楽観的・前向きであるほうが訴求力をもつと述べている。
(148文字)

2011年2月1日火曜日

Food Makers Devise Own Label Plan ~NYT~

商品のラベル。日本でも結構改定があったように記憶していますが、アメリカも色々ともめている模様。

Food Makers Devise Own Label Plan
by William Neuman
Published: The New York Times 24 January, 2011
単語数: 915words

【150文字要約】
商品のラベル表示について。米国の食料品ラベルに、カロリーや脂肪分などの情報が記載される模様。また、栄養分も記載されるため、アイスクリームが「身体に良い食品」と捉えられうる危険も。イギリスの害の度合いをラベルに記載する案に興味を示すも、企業からは消費者の購買意欲をそぐとして反対の声が上がっている。
(148文字)

2011年1月30日日曜日

At Google, a Boost From E-Commerce ~NYT~

フェースブックに話題を持っていかれがちですが、グーグルも着実に業績をあげています。さて、今年はどんな“サプライズ”をみせてくれるのでしょう?

At Google, a Boost From E-Commerce
by: Claire CainMiller
Published: The New York Times  20 January, 2011
単語数: 747words

【150文字要約】
グーグルE-コマースで急成長。グーグルは、E-コマースの成長とモバイル業界への進出により利益幅を拡大。今後はスマートフォンユーザー増加によるモバイル市場の拡大を見すえ、ローカル店舗の情報・購買を簡易化するシステムを構築するとのこと。また、業績に賞賛の声が上がる一方、無駄な出費に懸念を示す声もでている。
(149文字)

2011年1月29日土曜日

People Have No Anxiety about Genetic Tests ~SA~

健康診断の受診結果に一喜一憂するかどうかを調べたもの。心配性な人ほど、余分な診断コストを払うことにつながりかねないとかどうとか・・・。

People Have No Anxiety about Genetic Tests
by Cassandra Willyard
Published: Scientific American 12 January, 2011
単語数: 687words

【150文字要約】
遺伝子テストに対し被験者が抱く不安について。重大な健康リスクがあると診断されると、人々は必要以上に検診を受診し出費が増えるとのこと。これに関し、どれほどの人が検診結果に不安を抱いたかの調査を実施。不安を抱く人は少ない結果となったが、正確な調査には調査未完了の40%の被験者の心情も調べる必用があるとのこと。
(150文字)

2011年1月28日金曜日

Sharks are probably colour-blind ~BBC~

人間が色を判別するようには、サメは色を判別できないようです。生物は個々に色々な「見え方」を持っているということ。サメの「眼鏡」があれば是非かけてみたいです。

Sharks are probably colour-blind
by Victoria Gill
Published: British Broadcasting  18 January, 2011
単語数: 506words

【150文字要約】
サメの色感覚について。ある科学者によると、サメは人間のような色覚を持たず、コントラストによって対象を識別しているだろうとのこと。この発見は、サメが引っかかりにくい網やサメに襲われにくい水着・サーフボードの開発に繋がる一方、全てのサメが色覚を持たないわけではなく、更なる研究が必要だとも述べられている。(150文字)

2011年1月27日木曜日

Interfering With Flight? ~NYT~

昔から飛行機の離着陸前には携帯電話の電源を切ってくださいというアナウンスはありますね。大災害に至りうる可能性はほぼゼロだとはいえ、0.01%でもあるならば、そこには対策を講じる必要があります。

Interfering With Flight?
by Christine Negroni
Published: The New York Times  17 January, 2011
単語数: 961words

【150文字要約】
飛行機の離着時の電子機器の使用について。電子機器から出る電磁波が飛行機の機器に干渉し、大災害につながるといわれ、航空会社はその使用を慎むよう、搭乗者に協力を求めているとのこと。また、飛行機筐体の改良による電磁波対策も進めてはいるが、経年劣化等による大災害発生の不安は依然として残るとも述べている。
(148文字)

2011年1月26日水曜日

The alarm bells of Nagasaki ~EC~

日本の産業の活性化。内の需要を増やすのではなく、外からの需要を呼び込む、そんな政策が必要です。いや、政策ならずとも、個々の企業にとって必要なことですね。

The alarm bells of Nagasaki
by Editorial
Published: The Economist  13 January, 2011
単語数: 721words

【150文字要約】
長崎の変遷について。原爆から復興した長崎ではあったが、近年は過疎化に悩まされている。人口の減少、中央集権化、コスト競争は田舎だけでなく、都市の産業も圧迫し、財政収入も減少中とのこと。市は積極的な海外観光客、学生の受け入れ、名産品の売上増強を図るが、海外資本を獲得する環境は整っていないとも述べている。
(150文字)

2011年1月24日月曜日

Rich Raise Consumer Spending With Little Help From Middle Class ~BB~

富裕層には経済回復の兆しが見えてきたようですが、低所得層にはまだまだ回復の兆しはみえてこないようです。オバマ政権はどういった舵取りを行っていくのでしょうか?

Rich Raise Consumer Spending With Little Help From Middle Class
by Shobhana Chandra and Anthony Held
Published: Bloomberg  18 January, 2011
単語数: 1339words

【150文字要約】
米国経済の回復について。富裕層をターゲットにする企業の売上は、経済危機前の数値に回復しつつあり、クレジット会社の統計でも中間所得層の利用金額が上昇しているとのこと。また、富裕層の好調な値とは逆に、低所得層の経済指標は依然として厳しい値を示しており、財政の先行き不安はなおも国民に重くのしかかっている。
(150文字)

2011年1月23日日曜日

Creative Ways to Pay Off College Loans ~NW~

学費を支払うためにどうしますか?日本では奨学金を借りるのが一般的な方法ですが・・・fundによる資本の収集が日本で板につくでしょうか?

Creative Ways to Pay Off College Loans
by Farnoosh Torabi
Published: Newsweek 17 December, 2011
単語数: 1181words

【150文字要約】
学費の返済の仕方について。かつてのネットを介して資金を集めるだけのCrowdファンドは陰を潜め、社会貢献と結び付いたcrowdファンドが広まっているとのこと。ファンドの中には、学生と社会貢献を結び付け、学生が収入を得ることに加え履歴書の見栄えを向上させることで、出資者が資本を提供しやすい戦略をとっているところも。
(147文字)

2011年1月22日土曜日

Roots of Bitterness in a Region Threaten Sudan’s Future ~NYT~

チュニジアもたいへんですが、スーダンの情勢もかなり大変なことに。民族間の争いを鎮める方法は、本当に難しいです。何せ、問題の根源から社会情勢、教育・文化までを「一括」して解決しなければいけません。うーむ、どうすべきか・・・。

by JeffreyGettleman
Published: The New York Times  15 Jabuary, 2011
単語数: 1310words

【150文字要約】
Abyeiをめぐる紛争について。豊富な石油と肥沃な土地を持つAbyeiをめぐり、二つの民族が争い続けている。近々独立選挙が行われるが、領土に明確な線を引くのは難しく、一層争いが激化するだろうとのこと。当事者の中には、国連は事態を楽しむだけの金食い機関だとのべる人や、物資ではなく心から良好な関係を築きたいと述べる人も。(149文字)

2011年1月21日金曜日

China, in a Shift, Takes On Its Alzheimer’s Problem ~NYT~

少子高齢化は日本だけの問題ではなく。世界各国も直面している(もしくはこれから)問題。とりわけ、中国のそれは、一人っ子政策が重くのしかかってきます。

China, in a Shift, Takes On Its Alzheimer’s Problem
by David Barboza
Published: The New York Times
単語数: 1122words

【150文字要約】
中国の認知症患者数について。中国で高齢者の認知病患者が増加中。患者数に対して施設数が不足しており、一人っ子政策による少子高齢化が生産労働世帯に大きな負担をかけているとのこと。また、脱走する患者等の心象を鑑み、新しい施設では家庭と似通った環境を取り入れ、精神的な負担を軽減させる等工夫を行っているとも。(150文字)

2011年1月19日水曜日

Pentagon Must ‘Buy American,’ Barring Chinese Solar Panels ~NYT~

輸入による利益は関税+α程度。そうなると、自分の国でゼロから作って販売するのが一番良いと。ただ、国際的な協定との兼ね合いはしっかり考えないといけませんけどね。

Pentagon Must ‘Buy American,’ Barring Chinese Solar Panels
by Keith Bradsher
Published: The  New York Times  10 January, 2011
単語数: 1520words

【150文字要約】
米国の太陽パネル購買に関して。米国政府のグリーンエネルギー事業推進の後押しもあり、太陽パネルの需要が伸びている。パネル購入に関し、議会は外国産に比べ割高な国産パネルしか購入できない規制をかけるとのこと。レアアースにも同様の規制検討が進むも、米軍の購買に関しては最新機器の必要性から例外を設ける予定。
(150文字)

2011年1月18日火曜日

China Is Using a New Method to Mass Produce Healthier Water ~Gizmode~

中国の研究も侮れなくなってきました。ちょっと本気で立ち向かわないと、圧倒されかねない・・・かも。

China Is Using a New Method to Mass Produce Healthier Water
by Rebecca Boyle
Published: Gizmode  7 January, 2011
単語数: 335words

※こちらが論文:Method for the Production of Deuterium-Depleted Potable Water

【150文字要約】
健康に良い水の製造方法について。水素を重水素に置換したH2Oの同位体D2Oの割合が少ない水は、植物の光合成の活性化、癌患者の寿命の向上を示すという調査結果が出ている。このD2Oの新しい製造方法を中国の科学者が提唱。白金触媒を用いた新しい製造方法は、従来法よりもコスト面・環境面に優れ、かつ大量生産も可能だと述べている。(150文字)

2011年1月17日月曜日

Is it time to reconsider birthright citizenship? ~WP~

市民権の授与。米国では、州法でかなり厳しい規定を設けることができるようです。日本では、考えられないことですね・・・。

by Edward Schumacher-Matos
Published: Washington Post  6 january, 2011
単語数: 693words

【150文字要約】
市民権の授与について。国法では、米国で生まれた人に国民権を獲得すると規定しているが、某州では、市民権の授与に関し独自の規定を設けたとのこと。主たる目的は不法移民の取り締まりであるが、過去の判決では、不法移民の子どもに対しても国民権を付与するとしており、今回の規定の有効性は国に委ねる必要があるとも。(149文字)

2011年1月15日土曜日

U.N. Data Notes Sharp Rise in World Food Prices ~NYT~

穀物価格がまた上昇してきた模様。三大欲求のうちでも、もっとも制御が難しいものです・・・厳格な規制を設けないと、世界が動転しかねません。

U.N. Data Notes Sharp Rise in World Food Prices
by Willam Neuman
Published: The New York Times  5 January, 2011
単語数: 764words

【150文字要約】
穀物価格の上昇について。経済危機により高騰に歯止めがかかっていた穀物の価格が上昇し始めた。生産国の天候不良による生産高の減少に加え、新興国では需要が逼迫していることから、今後一年間で末端価格は2-3%上昇するとも。また、穀物が肥料や飼料に使用されていることから、牛肉や豚肉の価格高騰も同時に起こっている。
(148文字)

2011年1月14日金曜日

Cherchez la femme ~EC~

ビジネススクールでは女性割合が少ないのだとか。背景には、いろいろな問題があるようです。

by Editorial
Published: The Economist December, 2010
単語数: 908words

【150文字要約】
ビジネススクールの女性比率について。法科大学院や理系の大学院と比較し、ビジネススクールの女性数は少なく、背景には、規定以上の実務経験と高額な授業料・取得後の先行き不安等があるとのこと。スクールの中には、入学条件の緩和や女性CEOの招待講演、ロールモデルの提示により、女性の応募者数を増やそうと試みる機関も。
(150文字)

2011年1月13日木曜日

Goldman’s Mutual Friend ~NYT~

フェースブックへの出資。その額は一つの企業を丸々飲み込んでしまう金額に達します。新興SNSとしては、過去最高の額に達するのは間違いなさそうですね。

by William D. Cohan
Published: The New York Times  4 January, 2011
単語数: 738words

【150文字要約】
新興SNS企業への出資について。米国最王手の投資機関Goldman Sachsが、新興SNS企業フェースブックへの出資を発表。当該企業の財務体質を鑑みると出資は不要であるが、投資家の信用を築くという点でGoldmanの出資は影響力が大きいとのこと。また、報道のインパクトに隠れがちな実利益額と株価評価額に大きな隔たりがある点、知っておくべきだろうとも。
(150文字)