2011年7月8日金曜日

Beyond the Breathalyzer: Seeking Telltale Signs of Disease ~NYT~

吐き出す息の成分からがんや心臓病の症状を判別する技術を開発中とのこと。これはかなり画期的なことです。従来はレントゲンやCTスキャンを撮る必要がありましたが、それが必要なくなるかもしれません(もちろん、正確な部位を特定するには必要となるでしょうけれど)。そうなると、X線被曝も減少していきますよね。うーん、期待大。

Beyond the Breathalyzer: Seeking Telltale Signs of Disease 
by : Annne Eisenberg
Published : The New York Times 2 July, 2011



【だいたい150文字要約】呼吸の成分からがんや心臓病を判別できる装置の開発が進んでおり、装置は一兆分の一の濃度で、息の成分を調べることができるとのこと。濃度こそ小さいが、症状のある患者がもつ特定成分の濃度は相対的に高く、症状の検出ができる模様。なお、肺がん検出の精度を調べているクリニックによると、症状がある患者に対する装置の精度は80%に達し、犬の実験では99%もの精度を達成していると述べている。




※呼吸を整えると、精神安定はもちろん、身体の健康状態も良くなります。自身、喘息持ちだった経験からもこれは間違いないかなと。今回の記事では、呼吸の成分に注目し、その成分からどんな症状を持っているのかを判別するようで、とても簡易に測定できる点、素晴らしいですね。
症状のどの段階まで判別できるのかはわかりませんけれども。