2011年7月5日火曜日

Greek Austerity Plan’s Passage Now Seems Less Certain ~NYT~

ギリシャのデフォルト危機はどうなったのか?
ちょっと最近話題に上っていなかったので、忘れがちでしたが、デフォルト問題は経済面で大きな波を引き起こしかねませんので、注意注意。諸外国の助けを借りてなんとか乗り切る方針のようですが、途中何があるやもわかりませんので、気は抜けませんね。

By RACHEL DONADIO
Published: The New York Times June 27, 2011

【だいたい150文字要約】
ギリシャ議会は、国債の発行数を増やす方向性で同意。デフォルトを避けるために賃金カットや増税、政府組織の民営化を進めていくとのこと。施策は段階的に進められ、今回、第一案が議会を通過させることが出来た模様。また、議会に対し市場は好感を抱いたが、依然として、EU同盟国のデフォルトリスクは消え去らない。専門家は、ギリシャの政官に国際的な同意が得られない限り、問題を解決するのは困難だろうと述べている。

※一先ずは危機を乗り切ることができたと考えるか、それともまだまだ危なっかしいと考えるか。僕は、ちょっと危なっかしいと考えておくくらいがちょうどいいと思っている人間です。緊張感が足りないと、政策も変な方向に進むばかりです。うむ、こまったこまった……あ、今の日本の現状を批判しているわけではありませぬよ。