2011年7月13日水曜日

An Exhibition Whose Curator Is 17 ~NYT~

なんでも今年はキュレーター元年になりそうな悪寒。まとめサイトがこれだけ流行るのは日本くらいでしょうねぇ。自分で考えずに、そこらへんに転がっている文章を、適当に集めるだけ。100本くらいの記事を集めて、その中から5本を選ぶとかだったら素晴らしい仕事なんですが……。

An Exhibition Whose Curator Is 17
By : John Strausbaugh
Published : The New York Times July 6, 2011

【簡単なまとめ】
17歳の少女がキュレーターを勤めた展示。作品数300の中から目利きし、100作品を選択。基準は、作品が持つエネルギー、社会的プレゼンスなどなど。うーむ、これは脅威ですねぇ。社会的プレゼンスまでも考慮して選別しているんですから…。「地球保護を~」「環境改善を~」などを口で言うのは簡単ですが、それを「作品」に落とし込むのはなんとも難しい……。いや、あからさまな表現は問題外でっせ。作品自体は、暗にほのめかすにとどまり、キュレーターのことばで、そのプレゼンスを具ぐっと引き上げる。これがなかなか説得力があるんです。単に口だけで言うよりもね。


日本で同じことをしてみたいと感じた次第です。結構面白い人材が発掘できそうじゃありませんか♪

あ、150文字じゃないや、まぁいっか。

2011年7月12日火曜日

US warns airlines: Terrorists interested in surgically implanting ... ~WP~

身体の中に爆弾を埋め込む……。テロリストの試行錯誤は相当なもの。僕たちが思いつかないような方法で、テロの作戦を練る。その戦略の立て方を、別の方法で活かしていただければいいのですが……。この世はなかなかに複雑になっちゃいました。が、そろそろ人類単位のシオニズムに向かうべきかもしれません。

US warns airlines: Terrorists interested in surgically implanting ...
by : Associated Press
Published : Washington Post 7 July, 2011


【だいたい150文字要約】
政府は人体に爆弾を埋め込んだテロに警戒するよう航空会社に警告。2001年の事件以降、航空会社が設ける規制・身体検査は厳格さを増し、テロリストも爆弾の製造に試行錯誤している模様。人体に爆弾を潜ませたテロが起こっていることを鑑み、航空会社では現状の身体検査よりも詳細な検査を実施していくつもりだとのこと。

2011年7月11日月曜日

As Plastic Reigns, the Treasury Slows Its Printing Presses ~NYT~

クレジットカードの便利さは一度使えば実感。同じように、Suica等電子マネーも一度使うとその便利さを実感できます。ただ、お財布からお金を出すことすらもめんどくさくなっちゃう自分に、時々嫌気がさしたりするんですけどね。さて、どこまで技術は進歩することやら。

As Plastic Reigns, the Treasury Slows Its Printing Presses
by : Binysmin Appelbaum
Published : The New York Times 6 July, 2011

【だいたい150文字要約】
様々なカードが広く世に出回り、現金で支払いをする人は減少傾向にある。 これを裏付けるように、2011年、米国財務省は10ドル紙幣を印刷していない。しかし、カードは便利だが、何を購入したか身元が割れてしまう点には依然壁がある模様。現在のビジネスは形としての紙幣をもはや必要としないが、不測の事態を考慮すると、キャッシュを持つにこしたことはないだろう。

2011年7月10日日曜日

Obama calls lawmakers to White House in effort to break debt stalement ~WP~

迫るデフォルトリスク。でも、法律を変えちゃえば、そんなもん問題無し。っと言い過ぎました(笑)。債務超過大国としても、米国の存在意義は計り知れません。デフォルトでもしようものなら、日本の財政に与える損害は甚大です。政治献金問題でさわぐ10億円程度の話ではなく、何百兆円規模の話。政権の交代とかどうでも良いんで、こっちの対策を立ててほしいものですね。

Obama calls lawmakers to White House in effort to break debt stalement
by : Felici Sonmez and Lori Montgomery
Published : Washington Post 6 July, 2011

【だいたい150文字要約】
米国は迫るデフォルト問題に対し、短期的な特別措置を設けて対処する模様。しかし、今回の措置は問題の先延ばしにすぎず、依然米国経済の先行きに不安は拭えない。
政府は今後の状況次第でメディケア等保険機関の予算カットや、公共投資の見直し等に着手していくだろう。また、もはやデフォルト対策に打つ手無しと述べる議員もいる。

2011年7月9日土曜日

Number of Female Cyclists Lags in New York, With Safety as a Concern ~NYT~

女性は健康志向の人が多いですよね。ヨガとかピラティスとかに熱心に取り組むのも、だいたいが女性ばかり。サイクリングも健康と結びつけると、一気に女性の参加者が増えそうです。もっとも、そこには大きなハードルがあるようですけれども。

Number of Female Cyclists Lags in New York, With Safety as a Concern
by : Christine Haughney
Published : The New York Times  3 July, 2011

【だいたい150文字要約】
あるブティックのスタッフは、女性は健康に関心のある人が多く、自転車は危ないという考え方がなくなれば、男性よりも自転車に乗る人が増えると述べる。女性と男性のサイクリストの割合も、交通量の少ない地域では男性の割合が大きく、女性が危険なことを避ける傾向があることを示している。この状況を鑑み、自転車専用のロードをつくり、女性のサイクリストを増やそうと考える市も。

※自転車に乗る女性は日本でも増えているようです。ブログを観ていても女性のサイクリストさんが結構な数います。ただ、都心だとそうもいかない。記事にもありましたが、交通量が多いと自転車運転は危険きわまりない。車道を走ろうにも、車から「プップー」とされるのが常です。都市のデザインを根本から変えていかない限り、都心のサイクリスト増加を実現するのは難しいのではないでしょうか。



2011年7月8日金曜日

Beyond the Breathalyzer: Seeking Telltale Signs of Disease ~NYT~

吐き出す息の成分からがんや心臓病の症状を判別する技術を開発中とのこと。これはかなり画期的なことです。従来はレントゲンやCTスキャンを撮る必要がありましたが、それが必要なくなるかもしれません(もちろん、正確な部位を特定するには必要となるでしょうけれど)。そうなると、X線被曝も減少していきますよね。うーん、期待大。

Beyond the Breathalyzer: Seeking Telltale Signs of Disease 
by : Annne Eisenberg
Published : The New York Times 2 July, 2011



【だいたい150文字要約】呼吸の成分からがんや心臓病を判別できる装置の開発が進んでおり、装置は一兆分の一の濃度で、息の成分を調べることができるとのこと。濃度こそ小さいが、症状のある患者がもつ特定成分の濃度は相対的に高く、症状の検出ができる模様。なお、肺がん検出の精度を調べているクリニックによると、症状がある患者に対する装置の精度は80%に達し、犬の実験では99%もの精度を達成していると述べている。




※呼吸を整えると、精神安定はもちろん、身体の健康状態も良くなります。自身、喘息持ちだった経験からもこれは間違いないかなと。今回の記事では、呼吸の成分に注目し、その成分からどんな症状を持っているのかを判別するようで、とても簡易に測定できる点、素晴らしいですね。
症状のどの段階まで判別できるのかはわかりませんけれども。

2011年7月6日水曜日

Behind Veneer, Doubt on Future of Natural Gas ~NYT~

代替エネルギーとして何を考えますか?最も多い意見は太陽光発電でしょうか?確かに燃料原は無尽蔵ですので、最高の代替エネルギーです。けれども、このソーラーパネルの生産には、かなりエネルギーを必要とするわけでありまして……。とりあえずは、天然ガスに落ちつくのが有力ですね。

Behind Veneer, Doubt on Future of Natural Gas
by : Ian Arbina
Published : The New York Times, 27 June, 2011

【だいたい150文字要約】
石油の代替燃料として期待がかかる天然ガスだが、天然ガス採掘の多くは失敗に終わるだろうとの見解も。背景には、天然ガスの掘り当ての難しさ、新しい化石燃料ゆえのインフラ面の不整備等が挙げられている。また、提出される情報がその道の専門家によるものであろうと、結局は採掘現場の手腕・運の寄与が大きいため、可/不可の明確な境界線をくことは難しい。

※代替エネルギーとして天然ガスは昔から脚光を浴びています。ただ本文にあるようにプラスティックの代替にはなりませぬ。プラスティックについては、ソニーさんとかが玉蜀黍から作ったりしていますから、まぁ問題ないのかな。いずれにせよ、エネルギー問題は世界レベルの火急問題。新興国が活性化するほどに、その必要性はどんどん高くなっていきます。

2011年7月5日火曜日

Greek Austerity Plan’s Passage Now Seems Less Certain ~NYT~

ギリシャのデフォルト危機はどうなったのか?
ちょっと最近話題に上っていなかったので、忘れがちでしたが、デフォルト問題は経済面で大きな波を引き起こしかねませんので、注意注意。諸外国の助けを借りてなんとか乗り切る方針のようですが、途中何があるやもわかりませんので、気は抜けませんね。

By RACHEL DONADIO
Published: The New York Times June 27, 2011

【だいたい150文字要約】
ギリシャ議会は、国債の発行数を増やす方向性で同意。デフォルトを避けるために賃金カットや増税、政府組織の民営化を進めていくとのこと。施策は段階的に進められ、今回、第一案が議会を通過させることが出来た模様。また、議会に対し市場は好感を抱いたが、依然として、EU同盟国のデフォルトリスクは消え去らない。専門家は、ギリシャの政官に国際的な同意が得られない限り、問題を解決するのは困難だろうと述べている。

※一先ずは危機を乗り切ることができたと考えるか、それともまだまだ危なっかしいと考えるか。僕は、ちょっと危なっかしいと考えておくくらいがちょうどいいと思っている人間です。緊張感が足りないと、政策も変な方向に進むばかりです。うむ、こまったこまった……あ、今の日本の現状を批判しているわけではありませぬよ。

2011年7月4日月曜日

It’s Still the Economy, Stupid ~NW~

元大統領のことばは、どこか自身に満ちあふれていますね。オバマ大統領の政策と同じような政策を進めていくべきだとお考えのようですね(細部は異なりますけれど)。それにしても、現役長官(?)の奥様以上に輝きを放っているように感じるのは、ぼくだけでしょうか?

by: Bill Clinton
Published: The Newsweek 19, June, 2011

【だいたい150文字要約】
クリントン大統領がアメリカ政府の政策・経済・雇用現状について言明。オバマ大統領のグリーン政策を賞賛しつつも、政府の施策実行の遅さを指摘。また、学校やカレッジを多数創立することで、建設業・や講師職、施設管理員等の雇用を生みだし、経済成長に結びつけることが出来るとも述べている。過去10年間、雇用を生み出しにくい金融セクターに、経済成長の大部分を頼ってきが、今後は、より雇用数を生み出しやすいセクターを成長させていく必要があろうとも。
(また、米国債を巨額に保有する日本と中国を【バンカー】と名付けている点は興味深い。
アメリカのデフォルトに直面したとき、日本はどうなるか?同時デフォルトとなると興味深いが、金融資産の多くが日本円の貯金で積み立てられていることを考えると、さほどの余波は受けないとも。もっとも、日本製品の販売減を他後進国の売上高がうわまれば問題は無い。が、推測はあくまでも推測。実際にことが起きるとどうなるかはわからない。)

クリントンさんは色々な意味で強烈な大統領でした。政策はどれも一級品ばかりで、アメリカ経済の立て直しはクリントン政権の貢献によるところがかなりあったように思います。ただ、その後の政権がいささか資本第一主義に走りすぎて、偉いことになってはしまいましたが。ここに挙げられている内容も、どれも面白いものばかり。ただ、ちょっとどうかなと思うものもいくつかありますけれど。原文にも是非目を通してくださいませ。

2011年7月3日日曜日

Welfare for Dictators ~NW~

アラブの富豪さんたちは、アメリカと密接な関係にあるようですね。アメリカ側も、給油地を確保する必然性は重々理解しているので、密接な関係は崩したくないところもあるでしょう……僕の推測ですけれど。

Welfare for Dictators
by: Aram Roston
Published: Newsweek 26 June, 2011

【だいたい150文字要約】
世界有数の産油国として有名なアブダビの政治・経済は、ある一家系により牛耳られている現状がある。アブダビ側は一家のみが原油の売買を許されているというが、その旨が記載された法律・書面は存在しない模様。また、アブダビ以外の国も、米国との原油売買はほぼ独占状態にあり、相当な資本を手にしていると述べられている。

※独禁法もくそもない。それでも、国民が幸せな生活をおくれているならば、それもまたよし。独禁自体には、悪はありません。問題は、それを利用して「巨額の益」を設けようとする行為。まぁ、独禁状態になれば自然と欲は出てくるものなのでしょうけれど。

2011年7月2日土曜日

Many Variables in a New York ~NYT~

7月一発目はこちらです。数学のミュージアムですかー、日本では聞いたことも無いですね。記事にあるように、数学のおもしろさをつたえるためにも、日本にも造っていいのでは。何も、絵画や現代アートばかりを展示する必要はありません。

Many Variables in a New York 
By Kenneth Chang
Published: The New York TimesJune 27, 2011

【だいたい150文字要約】
数学を題材にした美術館が来年マンハッタンに開館する。創立者は数学へのぞうしが深く、恐竜や宇宙等を取り上げる科学館は多い中、純粋に数学のみを用いた表現にこだわるとのこと。数学の研究の断片を上手く紹介することで、来館者は、学校の数学の授業では味わえない、深く考えることの楽しさを感じ取れるだろうとも述べている。


※数学の楽しさをつつたえることは 結構重要。といよりも、その楽しさを伝えられる人が圧倒的に少ないのも問題なんでょうけれども。問題を解くスタイルから、問題を考えるスタイルへ変えていくといいんですけどねぇ。かつての数学マニアの見解でした。

充電完了!

長らく重電期間に入っておりました。
ごめんなさいませ。
iPhoneのアプリを作ったり、電子書籍を作ったりと、技術を磨いてまいりましたよ♪
iPhoneはこちらをどうぞご覧くださいませ。
http://itunes.apple.com/tw/app/j-t-c-dic/id442418511?mt=8
えーっと、完全英語表記のみですので、ご注意くださいませ。

プログラミングを学び始めて2ヶ月で作成する目標を一先ずは達成♪
つぎは、高度なテクニックをもりこんでいきますよ~。
書籍をからめた面白いアプリを只今開発中です。
いやはや、5万文字のテクストを記すのは大学以来でした。
あとは動作を盛り込んで完成です♪
ちょっと変わった書籍にしようと目論んでいますので、公開までしばしお待ちくださいませ。

っと、本題の150文字要約は明日から。
のんびりとスタートしていきます♪
また、7月末には150文字要約を進化させたサイトもOPEN予定です♪
なにとぞ、よろしくお願いいたします。
ではでは。