2011年3月31日木曜日

Why US productivity can grow without killing jobs ~Mck~

雇用数を減らして生産性をあげようとしてもなかなか上手くいかないもの。結局は組織内の革新性に期待するしかないわけですが、そこを上手くオペレートしたいところですね。

Why US productivity can grow without killing jobs
by David Hunt et all.
Published: Mckinsey Quartely February, 2011
単語数: 777words

【150文字要約】
生産性の向上と雇用の創出について。短期的にみると雇用を絞ると生産性は向上するが、長期的にみるとその傾向は小さくなる。しかし、2000年代の生産性に関しては雇用増のセクターの成長は小さく、組織/経営が上手く機能していない。生産性を向上させるためには、新規技術の導入や政策との連携を強めていく必要がある。
(150文字)

2011年3月30日水曜日

Seven steps to better Brainstoring ~Mck~

ブレインストーミングの新しいカタチ。とは言いますが、昔のスタイルに逆戻りなだけのような気がしないでもないですけれど。参考までに。

Seven steps to better Brainstoring
by Kevin P. Coyne and Shawn T. Coyne
Published: Mckinsey Quartely March, 2011
単語数: 2380words

【150文字要約】
ブレインストーミング(Bs)の仕方について。従来の退屈/即断/浅はかなBsスタイルから、目的指向/質問主題のBsスタイルへシフトすることを提案。予め目標を定める/適切な質疑応答をする/参加者の上下関係を考慮する/目的への段階的発展を促す/Bs後のフォローアップを設定すると実のあるBsになるとのこと。
(150文字)

2011年3月29日火曜日

Bearing Witness Beyond the Witnesses ~NYT~

過去を忘れないために記録する。そのための美術館。記憶は次第に薄れていくものです。こういったカタチでつなぎ止める方法は、勉強になりますね。

Bearing Witness Beyond the Witnesses
by Edward Rothstein
Published: The New York Times 23 March, 2011
単語数: 1480words

【150文字要約】
新しい美術館の展示方法について。ロサンゼルスに過去の大虐殺を記録する目的で新しい美術館が設立された。展示は過去の地方紙のトップを飾った大虐殺の歴史を中心に、ロスに関係ある作品で構成されており、欧州の虐殺の歴史を想起させられる作品もあるとのこと。また、iPod touchによる作品解説も提供している点にも注目したい。
(150文字)

2011年3月28日月曜日

E-Textbooks Get a Lift From Publishers ~NYT~

出版社は電子書籍に魅力を感じるのはわかりますが、いささか、コンテンツを作るとなると、どうも紙媒体のようにはいかない所も。少しずつ、開拓していくしかないですね。

E-Textbooks Get a Lift From Publishers
by Verne G. Kopytoff
Published: The New York Times 23 March, 2011
単語数: 528words

【150文字要約】
電子書籍の戦略について。二つの大手出版社がiPadで動作する電子テキストを提供するInkling社に投資。学生は電子テキストを紙媒体の65%の値段で購入でき、また各章ごとの購入も可能だとのこと。ただ、出版社は、ハイレベルなコンテンツを提供できる点に満足しているものの、独自フォーマットにこだわる点にストレスを感じている。
(149文字)

2011年3月27日日曜日

Social Science Palooza ~NYT~

人間の行動とは不思議なもので、周囲の環境によって発揮する力も変わってくるのだとか。まぁ科学的な根拠をとるのは難しいですけれど。

Social Science Palooza
by David Brooks
Published: The New York Times 6 December, 2011
単語数:

【150文字要約】
人に関する研究について。人に関する研究は古今東西つきることがない。ホームグランドのチームの勝率の高さはアンパイアの裁量によるところが大きく、競泳のチーム戦ではトップ集団を維持するほど後続選手のパフォーマンスは高くなるとも。また、精神的に不安定な人とそうでない人の間では、味覚にも差が現れる傾向がある。

(150文字)

2011年3月26日土曜日

A Price Too High? ~NYT~

地震と原発―利益と環境負荷と雇用。原発推進にせよ反対にせよ、『リスク』が伴うのは間違いありません。ちょっと反対派が優勢な情勢になっています。 

A Price Too High?
by Bob Herbert 
Published: The New York Times 18 March, 2011
単語数:

【150文字要約】日本の地震と経済・産業の方向性について。日本で起きた大地震により原子力発電の危うさが露呈した。費用・地球環境への負荷軽減を重視するのか、それとも国民の安全確保を重視するのか。また、原子力産業には3兆円もの莫大な資本を投じる必要性があることからも、この産業に対する風当たりは一層強まりそうな気配だ。

(148文字)

2011年3月23日水曜日

Degrees of Influence? ~NYT~

ビジネス界で賞賛を浴びる人たちの中には、大学をまともに卒業していない人もたくさんいます。でも、やっぱり大学を出たほうが、収入は安定しますよね。ふむ、大学の目的を今一度考え直すときでしょう。

by William D. Cohan
Published: The New York Times 16 March, 2011
単語数: 1112words

【150文字要約】
学位と世界で尊敬される人の関係について。統計でみると学位と年収に相関こそあれ、世界で尊敬を集める人の多くが大学をまともに卒業していない点は興味深く、投資銀行ゴールドマンサックスも20世紀半ばは学位のない二人のトレーダーが運営していたとのこと。大学で得られるものが何に繋がるのか再考すべきではなかろうか。
(149文字)

2011年3月22日火曜日

The Spirit of Sharing ~NYT~

美術館も新しいことに積極的に挑戦しないと、お客さんを獲得できない時代。今後、リアルとネットを上手くつなげ、今までにない展示スタイルを提供してくれることが期待されます。

by Carol Vogel 
Published: The New York Times 16 March, 2011
単語数: 1303words

【150文字要約】
美術館の新しい試みについて。米国の美術館はソーシャルメディア導入による新しいサービス提供に奮闘中。来場者との積極的なコミュニケーションを取り入れ美術館に創造性を吹き込みたい意向。ある美術館ではサイト訪問者数が来場者数を大きく上回ることから、コンテンツを充実させ来場者数の増加に繋げていきたいとのこと。
(150文字)

2011年3月21日月曜日

Scientists Project Path of Radiation Plume ~NYT~

米国の原発の放射能汚染に対する対処です。ちょっとやりすぎじゃないかと思うくらいでちょうど良いものです。とりわけ、人命が関わるときは、これくらいに大々的・徹底的にやるべきでしょう。

by William J. Broad
Published: The New York Times 16 March, 2011
単語数: 814words

【150文字要約】
日本の原発と放射能について。過去にチェルノブイリ原発の放射能がアメリカ西海岸まで達した記録から、今回の日本の原発にも同様の懸念を示している。これを受け米国機関は日本・世界各地の放射能を測定できる体勢を整えたとのこと。また、日本に放射能探査装置を配置し世界に向けて放射能の情報を発信していく意向を示す。
(150文字)

2011年3月20日日曜日

The Scariest Earthquake Is Yet to Come ~NW~

地震が地震を誘発する。確かに、ピン止めしているところに衝撃が加われば、ピンは外れやすくなります。東北地震のあとに起こった長野の地震も、誘発によるものではないでしょうかと。さて、アメリカ西海岸のプレートもピン止めが外れるのでしょうか?少し、懐疑的なところもありますが・・・。
ともあれ、日本の被災者への支援体制は世界的に称賛されています。が、それでも足りないのも事実。できる限りのことは実行に移していきましょう。

The Scariest Earthquake Is Yet to Come
by simon Winchester
Published: The Newsweek 13 March, 2011
単語数: 899words

【150文字要約】
米国西海岸の地震について。地震と地質学との関係性は深く、その地形によって災害の程度が大きく変わってくるとのこと。また、確固とした科学的根拠には欠けるものの、一年前にチリで一ヶ月前にニュージーランドで大地震が発生していることから、次はアメリカ西海岸で大地震が発生するのではと懸念する声もでている。
(147文字)

2011年3月19日土曜日

Publisher Limits Shelf Life for Library E-Books ~NYT~

電子書籍の貸し出しはどうやってするのか疑問に思っていましたが、今ある方法とそれほど大差はないようです。ただ、足を運ばなくて良いのは魅力的ですね…。特にサラリーマンにとっては便利この上ないはずです。

Publisher Limits Shelf Life for Library E-Books
by Julie Bosman

Published: The New York Times 14 March, 2011
単語数: 1135words

【150文字要約】
 
図書館の電子書籍の取り扱いについて。図書館は電子書籍の貸し出しについて書籍と同じサービスを提供しているが、図書館に足を運ばず借りられるため利用者が増加中とのこと。これを受けてか、売上減を懸念する出版社は閲覧回数に制限を設ける方針を示すも、図書館関係者は困惑の色を示し、他の解決策を望む声がでている。
(149文字)

2011年3月18日金曜日

Reactor Design in Japan Has Long Been Questioned ~NYT~

地震で亡くなられた方にはお悔やみ申し上げます。寄付以外に力添えできないのがなんとももどかしさを覚えます・・・。
今回紹介するのは原発の構造についてです。色々と言われていますが、プロの仕事に口出しはしないほうが良いです。ちょっと知識をつけた素人が一番めんどくさい。非難しても何も生まれません。静観して、良い結果を残してもらいましょう。

Reactor Design in Japan Has Long Been Questioned

by Tom Zeller Jr.
Published: The New York Times 15, March 2011
単語数: 1150 (※リンク先は補正後の文章)

【150文字要約】
原発のリアクターの設計について。東日本大地震で問題となっている原発構造は、他の構造より安全性が高いと考えていた一方、その脆弱性が指摘されていた記録も。GEは、小型化によりコスト削減と施工期間短縮が可能になったが、リアクターの制御容易さを犠牲にしたと述べ、今後の展開次第で設計を変更する意向を示している。
(149文字)

2011年3月17日木曜日

New View of How Humans Moved Away From Apes ~NYT~

猿人から原人へ進化するにあたっての大きな変化はなんだったのか。流行のSNSの本質とも関係してくる内容です。


New View of How Humans Moved Away From Apes
by Nicholas Wade
Published: The New York Times 10 March, 2011
単語数: 959words

【150文字要約】
猿から人への進化について。狩猟集団は親しい血縁で構成されるとする従来の考え方を覆す研究結果が報告された。チンパンジーには雄はグループに残り、雌はグループを去る傾向があり、人の祖先も同じ傾向を持っていたとのこと。他人と親密になり、土地柄を学ぼうとする姿勢は、社会の形成・知識の修得に一役買っている。
(148文字)

2011年3月16日水曜日

Dumbing Deficits Down ~NYT~

米国が直面する問題はあまりに巨大。弱者を救済すると国は崩壊し、救済しないと国は大混乱に。さて、どうすればいいのでしょう?複雑に入り乱れた問題が多すぎますね…。


Dumbing Deficits Down
by Paul Krugman
Published: The New York Times 10 March, 2011
単語数: 789words


【150文字要約】
米国の医療予算について。米国政府は将来の高齢化の懸念も含めて医療予算の縮減に取組むが、直面する問題は巨大とのこと。解決手段として病気になるのを防ぐ・適切な医療処置を行う等が考えられるが、国の焦点は予算削減だけにあてられている模様。医療のほかにも解決困難な問題は多々あり、米国の前途は多難に満ちている。
(150文字)

2011年3月15日火曜日

Appeal of iPad2 Is a Matter of Emotions ~NYT~

先日も紹介したiPad2、その機能を英語で知るには適した記事です。で、iPadの強みについては、やっぱりコストが大きいみたいですね。


Appeal of iPad2 Is a Matter of Emotions
by: David Pogue
Published: The New York Times 9 March, 2011
単語数: 1288words


【150文字要約】
iPad2の特徴と強みについて。iPad2は消費者に対しスペック等の合理性ではなく手にした時の感情に訴えかける。前モデルからの大幅変更こそないが、手持ち端末として軽量化・薄肉化・スピード向上は満足のいく内容。全ての機能を搭載しないApple端末が市場でシェアを獲得できる要素として、端末の綺麗さ・アプリなどが挙げられるだろう。(148文字)

2011年3月14日月曜日

More Foreign-Born Scholars Lead U.S. Universities ~NYT~

日本の留学生が減少する一方、他国の学生は増加しているとはよく聞きますが、学者の数・学長の数にも同じ傾向が起こっているもよう。大変興味深いと同時に、脅威ですね。

More Foreign-Born Scholars Lead U.S. Universities
by Lisa W. Foderaro
Published: The New York Times 9 March, 2011
単語数: 1107words

【150文字要約】

米国大学と海外生まれの学者について。米国の大学では学生数に加えて学者数にも海外生まれの人が増加中。とりわけ英語を公用語とする海外国の学者は多いが、米国アカデミーに属すまでの経緯は様々で英語を全く話せない所から始めた人もいる。海外出身者の学長就任は、諸外国の大学と深い連携をとることを可能にするだろう。(150文字)

2011年3月12日土曜日

Drug Firms Face Billions in Losses in ’11 as Patents End ~NYT~

特許と企業の収益は密接な関係があります。かつてのキヤノンとゼロックスの争いを思い出しますね。で、今回は医薬品の特許について。陰るところあれば日が射すところありってなわけであります。

Drug Firms Face Billions in Losses in ’11 as Patents End
by Duff Wilson
Published: The New York Times 6 March, 2011
単語数: 1499words

【150文字要約】
製薬会社の特許消失について。多くの薬の特許期限が切れるために高収益を保っていた製薬会社が曲がり角に立たされている。近年は開発のスピードも低下し、国の新薬認可が数も減少しているとのこと。また、新興国当で需要が見込めるジェネリック薬品市場は一層の伸びが期待でき、新薬開発は従来の戦略を見直す必用がある。
(149文字)

2011年3月11日金曜日

So Far Rivals Can’t Beat iPad’s Price ~NYT~

iPad2は3月25日発売とのことで。すでにiPadを所有している身としても、ちょっと欲しかったりします。499ドルは安いですよ、本当に。

So Far Rivals Can’t Beat iPad’s Price
by Jenna Wortham
Published: The New York Times 6 March, 2011
単語数: 1183words

【150文字要約】
アップルの優位崩れず。アップルが発表したiPad2は筐体の魅力もさることながら価格面で他のデバイスを圧倒しており、当該企業の豊富なキャッシュが大量発注・製造コストの抑制を可能にしていると推察。他の企業もタッチ式デバイスを市場投入するも、性能はもちろん価格面でiPad2には敵わず、アップルの優勢は当面続くとの見解がある。
(150文字)

2011年3月10日木曜日

College the Easy Way ~NYT~

学生の質が落ちていると叫ばれるのは何も日本だけではない様子。大学のほかの道筋をしかりと提示していく必要がありましょう。

by Bob Herbert
Published: The New York Times 4 March, 2011
単語数: 783words

【150文字要約】
学生の間では知的な努力を重視しない傾向がますます強まり、アカデミーにそぐわない考え・態度・矜持をもつ学生が多いとのこと。50年前の半分にまで勉強時間が減るも、大学側の学生評価に大きな変化はない。乏しい思考力・批判力のまま卒業するにも関わらず、将来の展望だけは大きい学生に大学側も手を焼いているようだ。
(149文字)

2011年3月9日水曜日

Spurred by Private Hiring, Job Growth Gathers Steam ~NYT~

失業率が改善とのことで、嬉しいニュースかと思いきや、実態はまだまだの模様。本格的な回復には3年はかかるとの見方です。

Spurred by Private Hiring, Job Growth Gathers Steam
by Catherine Rampell
Published: The New York Times 4 March, 2011
単語数: 1209words


【150文字要約】失業率の改善について。米国の失業率が二年ぶりに9%を割ったが、経済学者たちは本格的な経済上昇は当面先で、今後職を選り好みする求職者が増加するとの見解を示している。また、政府の予算カットにより企業は資本確保に走り雇用枠を絞りかねない点、失業率は改善するも雇用時間が短くなっている点も見過ごすべきでない。
(150文字)

2011年3月8日火曜日

Degree and Dollars ~NYT~

資格に魅力がある人材=変わりが効く人材。MBAなんかもこれに当てはまりそうです。増えるほどに価値は下がるのはお金と一緒。最強なのは、資格では判断できないチカラ=カリスマが持つようなチカラでしょうね。

Degree and Dollars
by Paul Krugman
Published: The New York Times 6, March 2011
単語数: 801words

【150文字要約】
来の市場で要求される能力について。1990年以降、労働市場は高・低賃金労働とに二極化してきたが、最近は高賃金労働の数が減少傾向とのこと。背景には技術進歩による仕事の高効率化・外部委託が一因として考えられ、今後更に厳しい状況になるとの予測。国は教育の抜本的な変革に努め、国民は学位の価値を見直す必用があろう。
(150文字)

2011年3月7日月曜日

Bangladesh: Muhammad Yunus disputes Grameen sacking ~BBC~

ノーベル賞受賞者であるユヌス氏。今後の去就はどうするのでしょうか?マイクロファイナンスと増加する自殺者の関係性は、今後の社会展望を考えるに当たっても重大なことです。

Bangladesh: Muhammad Yunus disputes Grameen sacking

by Editorial
Published: British Broadcasting Corp. 2 March, 2011
単語数: 488words

【150文字要約】
ユヌス氏の去就について。国の労働基準を超過しているとし、グラミン銀行のユヌス氏が解雇された。これを受けて銀行側は、ユヌス氏特別のパーマネントポジションを設ける予定。また、インド首相からはユヌス氏は貧者を貶め私欲を肥やしていると非難声明を出しており、それを裏付けるように借り手の自殺者が増加中とのこと。

(150文字)

2011年3月6日日曜日

Plagiarism: The Ctrl+C, Ctrl+V boom ~BBC~

コピペはいけません。何も得られません。内容を引用源として、自分の論を展開するのは論文執筆で基本中の基本のはずなんですが……。

by Tom Geoghegan
Published: British Broadcasting Corp. 2 March, 2011
単語数: 1029words

【150文字要約】
文献盗用の増加について。博士論文の盗用疑惑でドイツ外務大臣が辞任に追い込まれたが、学問・出版界の盗用問題は昔からの悩みの種だとのこと。英国の大学では疑わしいエッセイをコンピューター検査にかける対策を進めてきたが、昨今の電子文章へのアクセス環境を考慮すると取り締まりは一層困難になると述べる人もいる。
(149文字)

2011年3月5日土曜日

Publishers Look Beyond Bookstores ~NYT~

書店もセレクトショップ化しないと生き残れない時代。いや、セレクトショップになるだけでは、すぐに電子書籍の波に飲まれるルートも考えられます。もう一歩先を見据えた戦略が必要なのでは。


Publishers Look Beyond Bookstores
by Stephanie Crifford  and Julie Bosman
Published: The New York Times 27 February, 2011
単語数: 1124words

【150文字要約】
本屋と出版社の関係について。従来の書籍販売とは異なる形態で展開する書店の売上が好調。鍵は大手の書店の陳列では気付かないような書籍を上手くプロモーションすることにある。また、出版社は実店舗の書棚に関し、アマゾンのトップページに挙がらない書籍をお客さんに知ってもらえる広告塔の価値を見出しているようだ。
(149文字)

2011年3月4日金曜日

Cutting Out Middleman to Sell Small Ads Online ~NYT~

Webに残った足跡をたどることで、その人が何を探しているのか・好むのか把握できることは、凄いことであると同時に恐いこと。「すべてを管理されている」と考えられなくもないです。


Cutting Out Middleman to Sell Small Ads Online
by Tanzina Vega
Published: The New York Times 27 February, 2011
単語数: 988words


【150文字要約】
Web広告の新しい戦略について。出版社は従来の一方向的な広告提供方針を見直し、広告主が取得するデータを共有、訪問者の足跡を手がかりに最適な広告を提供していくとのこと。企業としては願ったりのサービスだが、一般人の中には個人情報の売買にあたると考える人もいるため、慎重に対応・規制を設けていく必要がありそうだ。
(150文字)

2011年3月3日木曜日

Phys Ed: Should Children Run Marathons? ~NYT~

ランニングはお金要らずのスポーツですけど、結構膝に負担がかかるのも事実です。そこで怪我しては元も子もないわけでありまして・・・ほどほどが一番いいのかもしれません。

Phys Ed: Should Children Run Marathons?
by Gretchen Reynolds
Published: The New York Times 23 February, 2011
単語数: 1096words

【150文字要約】
ランニングと子どもの怪我の関係性について。他の運動と比較し、費用・手間・スキルを要さないランニングを取り入れる学校が増加するにつれ、けが人も増加傾向。調査によると、整備された環境下では怪我をする子どもの数は少ないことが判明。また、膝等へ及ぼす負荷については科学に基づく詳細な調査が必要だとのこと。
(148文字)

2011年3月2日水曜日

Labor union presses Apple for post-Jobs plan ~WP~

アップルの業績は絶好調。でも、ジョブスの体調は絶不調な様子。そろそろ真剣に後任を考えないといけないのでしょうけれど、さて、どうするのか。

Labor union presses Apple for post-Jobs plan 
by Ian Shapira
Published: The Washington Post 23 February, 2011
単語数: 430words


【150文字要約】
アップルに対する労組の取り組みについて。国際労働組合は、アップルに対しジョブスの後任の計画案を出すよう提案。アップル側も後任選出の意向はあるものの、広報はコメントを控えている。また、投資家はジョブスの健康ほど労組の提案を重視してはおらず、金融会社はアップルの情報提供の少なさに寛大な態度を示している。
(150文字)

2011年3月1日火曜日

The war on women ~NYT~

財政を立て直すのは大変なことですが、お金の拠出をどこから取ってくるかは論争になります。個人の命か、国家の先行きか。

The war on women

by Editorial
Published: The New York Times 25 February, 2011
単語数: 636words

【150文字要約】
政府の医療予算縮小について。議会に提出された予算案によると、低収入の女性は充分な医療サポートを受けられなくなる恐れ。中には、政府基金を受け取る病院は、妊婦の女性の命に関わる場合にも処置しなくても良いとする案もある。政府の謝った判断を正すには、オバマ大統領のリーダーシップと国民からの警笛が必要だ。
(148文字)