2011年2月28日月曜日

The union within the union ~EC~

ドイツとフランス、EU内で権力を掌握したい気持ちはわからないでもないですが、そもそもEUの目的は何だったのか思い出すべきでしょう。
by Editorial
Published: The Economist 10 February, 2011
単語数: 977words

【150文字要約】
EUの今後について。ドイツとフランスはEU内の主導権を握ろうと模索。メルケル首相はユーロ危機を乗り切る案を出すも、権力強化になると他国からの賛同を得られず、サルコジ大統領は次の選挙を見越し、メルケル首相と馬を合わせたい模様。両者の権力を求める態度は、他国の反発を引き起こし、ユーロ危機を延ばしかねない。
(149文字)

2011年2月26日土曜日

How to Make Oatmeal . . . Wrong ~NYT~

マクドナルドのアドバタイズの仕方について、かなり厳しいコメントを出されています。「栄養がないことは知っているんだけど…でも購入してしまうんだよね」と考える人も多そうですけど。

How to Make Oatmeal . . . Wrong
by Mark Bittman
Published: The New York Times 22 February, 2011
単語数: 930words

【150文字要約】
健康とマクドナルドの商品について。マクドナルドはカロリー摂取を低価格で提供するが、消費者の身体・環境面に高価格の負担を強いている。また、店に立ち寄り、購入までにかかる時間を考えると「便利」とは言い切れず、栄養素がほとんどない商品に「ヘルシー」の看板を掲げる当該企業の在り方に筆者は否定的な態度を示す。
(150文字)

2011年2月25日金曜日

Book Lovers Fear Dim Future for Notes in the Margins ~NYT~

電子書籍になっても「書き込み」そのものは可能です。ただ、それをどう保存していくのか・・・特に図書館側としては色々考慮する必用があるようです。

by Dirk Johnson
Published: The New York Times 20 February, 2011
単語数: 948words

【150文字要約】
電子書籍と本の書き込みについて。本への書き込みは、コミュニティの考え・思想を反映したもの、偉人の会話の記録としての価値を認める一方、本は教科書だとすると、書き込むべきではないとの意見も。前者の立場に立ったとき、後世への贈物として、電子書籍への書き込みをどう保存していくかに図書館は頭を悩ましている。
(149文字)

2011年2月24日木曜日

Ethnic Differences Emerge in Plastic Surgery ~NYT~

理想の容姿・身体は民族ごとに異なるようです。メリハリのきいた身体を理想とするアメリカ人。すらりとした曲線美を理想とする日本人。膝の皺までも気にするイタリア人。・・・まさに多様性ですね。

Ethnic Differences Emerge in Plastic Surgery
by Sam Dolnick
Published: The New York Times 18 February, 2011
単語数: 1346words

【150文字要約】
整形手術と民族性について。ニューヨークの整形外科が、民族性と身体・容姿の美しさの関係性について調査。結果、各々の民族が抱く美しさの基準には、文化背景が色濃く現れる一方、メディアにも大きく影響されていることが判明。また、移民は集団文化に溶け込むために容姿を西洋化しようとする傾向があると考える教授も。
(149文字)

2011年2月23日水曜日

Apple vs. the Comoners ~NW~

アップルのiPadはとても優秀なデバイスです。書籍・書類閲覧・メール作成にはもってこい。もう少し安ければ、「一家に一台」のキャッチコピーもはやりそうですね。もっとも、もっと安くても収益が出るビジネスモデルになっているんですけど。

Apple vs. the Comoners
by Daniel Lyons
Published: The Newsweek 13 February, 2011
単語数: 552words

【150文字】
アップルの電子書籍の戦略について。アップルは、電子書籍をどこで購入しようとアップルのデバイスで閲覧する場合は書籍のマージンを要求すると発表。これに対し、ある出版社CEOは、書籍を出すほど赤字になるだろうとの見解を示す。クールなデバイスの人気が続く限り、この戦略がアップルの首を絞めることはないだろう。
(147文字)

2011年2月22日火曜日

Phys Ed: What Really Causes Runner’s High? ~NYT~

走り続けていると不思議と「気分が高揚」して、もっと走り続けたくなること、ありますよね。なんでそうなるのか不思議不思議。

Phys Ed: What Really Causes Runner’s High?
by Gretchen Reynolds
Published: The New York Times 16 February, 2011
単語数: 742words

【150文字要約】
ランナーズハイについて。走り続けているうちに気分が高揚してくるランナーズハイの研究が進められており、マウス実験では特定の神経系を切断するとランナーズハイを示さない結果を得ているとのこと。気分の高揚など感情の誘引原因はまだ把握できないが、ランナーズハイを起こす有力な説として位置づけられている。
(146文字)

2011年2月21日月曜日

Build the Wall ~EC~

チュニジア、エジプトと続き、次はバーレーン。中東からアフリカにかけての社会情勢の変革は、中国も恐れているところ。うむ、そうなると、日本も・・・いや無理か。

Build the Wall
by Editorial
Published: The Economist 3 February, 2011
単語数: 361words

【150文字要約】
世界のインターネット規制について。中国政府は他国の情勢が、自国民の感情を鼓舞させないよう、インターネットの閲覧に規制をかけている。しかし、20年前の欧州の共和国崩壊、今回のエジプトの政権陥落では、海外メディア等から情報が世界に流出。ある学者はインターネットは世界を熱狂させ、社会変革を加速させると述べる。
(150文字)

2011年2月19日土曜日

Nokia CEO under gun to justify Microsoft switch ~AP~

いよいよ世界最大手の携帯会社もスマートフォンを投入する模様です。しかし、市場はどうも懐疑的な様子。やはりWindowsは・・・なんですかね。

by Peter Svesson
Published: The Associated Press  14 February, 2011
単語数: 740words

【150文字要約】
ノキアのスマートフォン戦略について。ノキアのCEOは次期スマートフォンのOSWindowsを搭載することを決定。これを受けて、同社の株価は大きく下落。また、スマートフォン市場の急激な成長により、ノキアの携帯電話シェアは一年で大きく減少し、同CEOWindowsOSの低いシェアを理由に攻勢の糸口を見出すが、市場は懐疑的な様子。
(148文字)

2011年2月18日金曜日

New York and German Exchanges Seal Deal ~NYT~

二大証券の統合。海外銘柄が取引できるのは魅力的ですが、さしずめ為替レートをどう織り込むのか。詳細が気になりますね。

New York and German Exchanges Seal Deal
by MICHAEL J. DE LA MERCED
Published : The New York Times 15 February, 2011
単語数: 645words

【150文字要約】
NYとドイツの証券取引所統合へ:NYとフランクフルト、世界の2大取引所が統合することで合意。実現すれば投資家は北米とヨーロッパの幅広い銘柄への投資が可能となる。統合後の会社では取締役の過半数をドイツ陣営が占め、マネジメントの大半はNY陣営が取ることになる模様。懸念材料は政府の認可がおりるかどうかであるとのこと。
(149文字)

2011年2月17日木曜日

Have You Charged Your Eyeglasses Today? ~NYT~

眼鏡も進化しています。そのうち、ドラゴンボールのスカウターみたいな眼鏡もでてくる?え、ドラゴンボール知らない?まぁ、凄い眼鏡です。

Have You Charged Your Eyeglasses Today?
by Anne Eisenberg
Published: The New York Times 12 February, 2011
単語数: 910words

【150文字要約】
液晶技術を利用した老眼鏡について。新しく開発されたメガネは、レンズを通して見る方位により視界がゆがむ等の問題を解決したとのこと。電気信号でレンズの屈折率を変える技術を導入しており、ハイエンドメガネ市場の顧客獲得を期待している。また、開発者は、パソコンの液晶技術を眼鏡に取り入れただけだとも述べている。
(150文字)

2011年2月16日水曜日

Eat the Future ~NYT~

短期的・長期的、双方の目線をもてとは言いますが、それはなかなかに難しいことです。

Eat the Future
by Paul Krugman
Published: The New York Times 13 February, 2011
単語数: 781words

【150文字要約】
米国の政策方針について。米国は公共への投資額の縮小案を発表。巨額の資金が軍事等に投入される一方、国民の教育・保険が疎かにされていることに国民からは反発の声も。長期的な利益を無視し、短期的な政策を優先したことの代償は未来の子ども達に向けられる。されど、目先のことも疎かにはできないジレンマもあろう。
(148文字)

2011年2月15日火曜日

Experts warn of cyber hijack threat ~BBC~

インターネットとインフラ基盤。ネットからのサイバー攻撃が、一国を崩壊に導く危険性はますます高まるばかり。大切なのは、個々人の意識、それにつきますね。

by Susan Watts
Published: British Broadcasting Corp. 10 February, 2011
単語数: 842words

【150文字要約】
サイバー攻撃の恐怖について。国のインフラ基盤は、インターネットの恩恵にあずかるところが多く、それは同時にサイバー攻撃の危険を孕む。また、公私の有無を問わず、パソコンが犯罪組織に悪用される危険性も高い。ボットネットも容易に構築できる昨今、個人が意識的にパソコンのセキュリティを高めていく必要性があろう。
(150文字)

2011年2月14日月曜日

Downtown Skyscraper for the Digital Age ~NYT~

日本でも住居用高層ビルの建築ラッシュが続いています。床面積が稼げるという点では、高層ビルは土地の有効利用になりますね。

Downtown Skyscraper for the Digital Age
by Nicolai Ouroussoff
Published: The New York Times 9 February, 2011
単語数: 1182words

【150文字要約】
ニューヨークの高層マンションについて。ニューヨークで居住用高層ビルが建設中。外観は周囲の古い街並みに適合し、外装表面が変化する技術を導入。内装にもこだわりがあり、このビルの建築家は、従来の建造物の組立てラインにみる無機質さを、都市生活の無限の多様性に置き換えた建造物を作るのが目標であると述べている。

(150文字)

2011年2月13日日曜日

EU denies Russia-Asia gas pipeline rivalry ~BBC~

エネルギーの供給ですが、パイプラインを走らせる場合は、そのパイプラインが走っている国との関係も考慮しないといけません。二国間の問題ではなく、多国間の問題を考慮すると、リスクは分散するにこしたことはないですね。

by Editorial 
Published: British Broadcasting Corp. 10 February, 2011
単語数: 430words

【150文字要約】
欧州のエネルギー供給について。欧州の1/4の天然ガスはロシアから供給されており、27か国中7カ国はその全てを委ねている状況。欧州連合としては、ロシアへの依存を小さくし、中央アジアからの供給を増やしたい意向。背景には、過去にロシアとベラルーシ・ウクライナ間の論争が欧州のエネルギー不足を招いたことが影響している。
(149文字)

2011年2月11日金曜日

Droughts, Floods and Food ~NYT~

穀物価格がどんどん上昇しています。背景には異常気象があるのだとか。くわえて、投機筋の資本投入がおこると、またややこしいことになりかねません。

Droughts, Floods and Food
by Paul Krugman
Published: The New York Times  6 February, 2011
単語数: 799words

【150文字要約】
穀物価格の上昇。世界中で穀物価格が上昇傾向にあり、経済危機前の水準に達する勢い。価格上昇の背景には、地球規模の異常気象に起因する生産量の減少があるとのこと。近年、世界中で異常気象が常態化してきており、早急に温室効果ガスに対策を講じないと、穀物価格は天井を目指し、政治経済までも崩壊しかねないと述べる。
(150文字)

2011年2月10日木曜日

How to Grow a Social Business ~NYT~

グラミン銀行のマイクロファイナンスがちょっとおかしなことになっている記事を以前取り上げました。今回紹介する記事はもう一歩先を考えています。が、それでも懸念すべき点はあるのが常ですね。

How to Grow a Social Business
by Tina Rosenberg
Published: The New York Times  4 February, 2011
単語数: 1328words

【150文字要約】
アメリカの社会企業について。利益を上げつつ、社会に貢献する事業がアメリカで脚光を浴びている。特に貧困層の人々に資本を提供しつつ、彼らの経営スタイルも築いていく事業に多くの学生が興味を示している。その一方、急速なビジネスの展開が、支援者の事業への参加を過剰に強要しかねないと心配する声もでている。
(147文字)

2011年2月9日水曜日

Amazon drought 'severe' in 2010, raising warming fears ~BBC~

アマゾンの干ばつが凄いことになっているようです。なによりも懸念すべきは、干ばつした土壌から生まれる温室効果ガス。さて、どう手を打つべきか・・・。

by Richard Black
Published: British Broad Casting Corp. 3 February, 2011
単語数: 862words

【150文字要約】
アマゾンの熱帯雨林の干ばつについて。過去最大の干ばつが、アマゾンの熱帯雨林で発生し、気候変動に大きな影響を与えている。干ばつの害は、炭素の吸収量が減少するだけでなく、土壌からの炭素放出による温室効果ガスの増加もあり、科学者からは木々の干ばつと温室効果ガスの増加が負のループをつくっているとの警告も。
(149文字)

2011年2月8日火曜日

The end of drink-driving? Cars that won't start if you've been drinking because they can smell alcohol on your breath ~MO~

日本では、飲酒運転を厳格に取り締まっていますが、アメリカでは多少の飲酒ならばOKとする州もあるとのことです。で、今回の飲酒を検地する自動車ですが…まぁ、賛否両論でるのは世の常でしょうね。

The end of drink-driving? Cars that won't start if you've been drinking because they can smell alcohol on your breath
by Graham Smith
Published: Mail Online 1 February, 2011
単語数: 533words

【150文字要約】
運転手の飲酒を判断する自動車について。運転手が飲酒状態を、ドアロックやハンドルに触れるだけで判別する技術を開発。飲酒運転が原因の自動車事故の減少に結びつくだろうとの期待する団体がいる一方、軽い飲酒を許可している州などで、自動車利用客が減少し、様々な分野で売上が減少するだろうとの懸念を示す団体もいる。
(150文字)

2011年2月7日月曜日

Talking back to your intelligent city ~Mck~

世界中で様々な技術が開発されています。ただ、その多くは「Labo」ベースに留まるものが多く、実社会に適用されるまでに数年かかるとか。うまく同時平行で、「トータルイノベーション」を進めていく必要性を感じます。

by Saskia Sasen
Published: Mckinsey & Company  1 February, 2011
単語数: 1705words

【150文字要約】
高度に技術化された都市について。世界各国でスマートシティのモデル都市が生まれてきている。各国・各都市が描くモデル都市のなかには、建築物のデザイン・機能面だけではなく、人同士の相互作用の活性化までを考慮したものもあり、技術革新だけではなく、それを上手く街に適用させることの重要性が示唆されている。
(147文字)

2011年2月5日土曜日

In Japan, Young Face Generational Roadblocks ~NYT~

NYTのトップページでも紹介されるほどに、日本の雇用情勢は興味深い。シルバーデモクラシーとは上手く言ったもので、若手を活性化させるプログラムを創出する必要性を感じます。

by Martin Fackler
Published: The New York Times 27 January, 2011
単語数: 2093words

【150文字要約】
日本の雇用情勢について。企業の採用・経営方針のためか、日本の若者の多くは不定期の職に就かざるを得ない状況にある。また、年配層を優遇する政策に対し、若者は声を荒げるわけでもなく、意気消沈し自ら塞ぎこんでいくばかりだとのこと。若手起業家の割合も、米国のそれよりも低く、古きに従えの習慣が深く根付いている。
(150文字)

2011年2月4日金曜日

Mubarak Orders Crackdown, With Revolt Sweeping Egypt ~NYT~

チュニジアの次はエジプト。中東からアフリカにかけて、政治情勢が一気に様変わりしてきました。これに穀物価格の上昇等の経済的リスクが重なると、ちょっと恐いです。早急の対応が必要ですが、そもそも何をどうすればいのか・・・難しすぎる問題に直面しています。

by David D. Kirkpatrick
Published: The New York Times 28 January, 2011
単語数: 1560words

【150文字要約】
エジプトの政治情勢について。エジプトで独裁政権に対し、大規模なデモが発生。政府は事態の収拾に努めるもその勢いはやみそうになく、インターネット等の使用を禁止するもその様子は世界中に流れ出ているとのこと。デモに参加する人が増えるほどに、政府へ反旗を翻す国民は増加、政権の陥落も近いだろうと述べる人もいる。
(150文字)

2011年2月3日木曜日

New Details on Troubled F-35 Fighter ~NYT~

戦闘機を作るには相当な技術が必要です。垂直飛行なんて、それはそれはとんでもない技術が使われている…ようですね。僕には理解不能な範囲で恐縮ですが、紹介させていただきます。

New Details on Troubled F-35 Fighter
by Christopher Drew
Published: The New York Times 25 January, 2011
単語数: 812words

【150文字要約】
トラブル続きのF-35:開発中の戦闘機F-35は、国防総省から2年間の納期猶予を貰った。垂直離着陸を可能にする推進システムと胴体部分の強度の改善が要求されている。この猶予に関し、共和党からは中国の軍事力が脅威的になる一方でF-22の購入を減らしてまで開発を進める意義があるのかを問う声も上がっている。
(150文字)

2011年2月2日水曜日

Obama Sees Global Fight for U.S. Jobs ~NYT~

オバマ大統領の演説。ポジティブに未来を見据える姿勢に国民は勇気付けられるのでしょう。…その実態がどうであれです。


Obama Sees Global Fight for U.S. Jobs 
by Sheryl Gay Stolberg
Published: The New York Times  25 January, 2011
単語数: 1537words


【150文字要約】
米国民への大統領の演説:国の情勢・今後の経済政策について大統領が国民に向けて演説。依然として経済情勢は厳しいこと、喫緊に赤字縮小に取組まなければいけないことを認識し、新しい挑戦を進めていく必要性を強調。また、ある要人は、アメリカ国民に訴えるには楽観的・前向きであるほうが訴求力をもつと述べている。
(148文字)

2011年2月1日火曜日

Food Makers Devise Own Label Plan ~NYT~

商品のラベル。日本でも結構改定があったように記憶していますが、アメリカも色々ともめている模様。

Food Makers Devise Own Label Plan
by William Neuman
Published: The New York Times 24 January, 2011
単語数: 915words

【150文字要約】
商品のラベル表示について。米国の食料品ラベルに、カロリーや脂肪分などの情報が記載される模様。また、栄養分も記載されるため、アイスクリームが「身体に良い食品」と捉えられうる危険も。イギリスの害の度合いをラベルに記載する案に興味を示すも、企業からは消費者の購買意欲をそぐとして反対の声が上がっている。
(148文字)